尻冷えにサラバ。バロンチェアのオカムラがクール&ウォームな空調イスを開発

  • author ヤマダユウス型
尻冷えにサラバ。バロンチェアのオカムラがクール&ウォームな空調イスを開発
Image: 株式会社オカムラ

経済的に、快適に。

冬のイスの座面、その冷えっぷりは僕らの臀部からゆるやかに活力を奪っていきます。冬は冷たいし、夏は蒸すし、果たして座面と尻は永遠にわかりあえないのでしょうか。おお、悲劇(トラジェディ)!

ここへ切り込んだのが、バロンやコンテッサなどのオフィスチェアで知られる株式会社オカムラと、総合設備工事のダイダン株式会社。2社は、送風機能や加熱機能をもった空調イス「クリマチェア」を共同開発しました。

冷却加熱のモードを搭載したこのイスは、暖房時は座面の内蔵ヒーターが臀部やもも裏を暖めて、冷房モードでは座面下から取り込まれた空気が両脇の排気口より上部に送風され、上半身を冷やします。リチウムバッテリーによる充電式で、なおかつクラウド型自動制御システムにより利用状況をチェックできる(利用率の少ない場合は空調機能を停止など)、という点もユニークです。

冬の寒さって、結局はひざ掛けや足元ヒーターとか、個人の保温になってくると思うんですよね。腰回りが冷えると血行も悪くなるし、臀部からじんわりと暖めてくれるクリマチェアはかなりアリだと思います。送風機能はどうなんでしょ、目が乾いたり扇風機冷えみたいになったりしないのかな?

開発の背景となったのは、政府が掲げる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の主要方針でもある、オフィスの省エネ化。ダイダンは、省エネ施策の1つであるZEB(省エネによりエネルギー消費量を従来の建物と比べ50%以下とした建物)のノウハウがあるようで、そのノウハウとオカムラのイスが融合した新スタイルが、この空調イスということですね。

価格や一般販売の情報はありませんが、イス×空調×クラウドという要素には可能性をビンビン感じます。これ、オフィスだけじゃなく一般製品にも応用できないかな。

Source: 株式会社オカムラ