スゴイの一言。
「コンデジいらず」などと表現されることも増えてきたスマートフォンのカメラですが、どうしても追いつけなかったのが望遠域のカバー。しかし、中国のスマホブランドOPPO(オッポ)が新たに発表したスマートフォンの10倍ロスレスズーム技術なら、いよいよそのギャップが埋められそうです。
上の2枚の写真は、その10倍ロスレスズーム機能で撮影されたもの。焦点距離16〜160mmをカバーします。16mm(120度)の超広角レンズと、標準域レンズ(4800万画素)、160mmの「ペリスコープ式レンズ」を組み合わせることで、スマートフォンでもとうとうここまでのズームができる時代になったんです! ああ、もうスナップから旅カメラまで、スマホだけで十分じゃないですか…。

ペリスコープレンズは光軸を本体内で90度傾ける技術で、すでにプロトタイプの端末ではほぼ厚さを増やすことなく内蔵されています。さらに、メインカメラと望遠カメラに光学手ブレ補正機能を組み合わせることで、安定した写真撮影が可能だとしています。
Time to #GetCloserWithOPPO! Our experience zone is now open! 📲 pic.twitter.com/iO5HRnECzq
— OPPO (@oppo) 2019年2月23日
OPPOは、この10倍ロスレスズーム機能を搭載したスマートフォンを2019年第2四半期(4月〜6月)にリリースするとしています。ますます高性能化するレンズやセンサー、そしてAI(人工知能)を利用した補正技術により、スマートフォンのカメラはいよいよコンデジを飲み込もうとしているのです。