ピンクで目立て! 鮮やかにキマるラップトップ「Razer Blade Stealth」新色レビュー

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ピンクで目立て! 鮮やかにキマるラップトップ「Razer Blade Stealth」新色レビュー
Image: Alex Cranz/Gizmodo US

いま買える、もっともオシャレラップトップ!

薄型のゲーミングノートPCとして、異彩を放ってきたRazer「Razer Blade Stealth」シリーズですが、このほどバレンタインに合わせるかのように、新色の「Quartz Pink Edition」が、北米で発売されましたよ。基本的にゲーミングマシンは、デザインよりもスペックで評価されたりするものですが、この鮮やかすぎるQuartz Pink Editionは違います。米Gizmodo編集部のAlex Cranz記者のレビューをお届けいたしましょう。


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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

Quartz Pink EditionのRazer Blade Stealthは、とにかくそのピンクカラーが人目を惹きます。なんといっても、キーボードからトラックパッド、ベゼルにデスクトップまで、すべてピンク一色ですからね。ガジェットでピンクと聞くと、普通はApple(アップル)のローズゴールドを思い浮かべたりするものですが、Quartz Pink Editionは、そんな甘いものではありませんよ。まるでバービーのおもちゃ箱ですかってくらい、ショッキングなピンクで魅了してくれます。

ただし、Razer Blade Stealthそのものはブラックカラーのモデルも用意されており、ただ色目だけで際立っているのではありません。このRazerから出されている、13.3インチモデルの薄型ラップトップは、新たなスペックで、Dell(デル)にも勝るパワフル性能デザイン変更など、コンパクトながら注目すべきポイントが多々ありますから。

特徴的な角ばったエッジと薄くなったベゼル

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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

Razer Blade Stealthシリーズといえば、やや高価な、デザインはイマイチで、AppleとDellをマネたようなラップトップというイメージがあったりしたものです。しかしながら、Razerは昨年、大きく仕様を変えてきました。新たな13.3インチディスプレイを搭載したモデルは、Dellが採用しているものにも似た、より薄くなったベゼルと、Microsoft(マイクロソフト)のラップトップを思わせる角ばったエッジの新デザインが特徴的です。

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とりわけベゼルのデザイン変更は、値段に見合う価値があるなと思わせてくれるかもしれません。Dellの「XPS 13」で採用された極薄ベゼルは、そのほかのメーカーも追随するラップトップデザインとなってきました。ベゼルが薄くなるということは、同じディスプレイサイズでも、本体サイズはコンパクトになることを意味しています。それゆえ、新たなRazer Blade Stealthは、旧モデルよりも小型化しており、どちらかというと「MacBook Pro」に近づいた形でしょうかね?

キーボードが静かでグッド。慣れればタイピングしやすい

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キーボードは、XPS 13やMacBook Proに搭載されているものと変わらないサイズになりましたが、Razer Blade Stealthのバックライトは、なんと1680万色のパターンにカスタマイズ可能。自由自在に明るさを調節できるとされていますよ。キーボードの打ちやすさは、これまでにボクが使ったラップトップでも、一二を争う出来栄えです! もちろん、ボクのなかでベストなキーボードは、Lenovo(レノボ)の「ThinkPad X1」シリーズという評価は変わりませんけど、Razer Blade Stealthのキーボードは、静かなのにタイピングしやすいことに驚いていますね。

Razer Blade Stealthのキーボードで不満なことは、右のシフトキーの位置でしょうか。上矢印キーの横に配置されているんですよね。これまでボクが使ってきたキーボードでは、上矢印キーが最下段にあって、その上の段にシフトキーが配置されているのが普通でした。だから、慣れるまでには、数日ほど押し間違いが続くのは仕方ないかもしれません。

ディスプレイ解像度が物足りない

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ほかにも細かな不満かもしれませんけど、ディスプレイは気になりましたね。Razer Blade Stealthの標準ディスプレイは1080pなので、Huawei(ファーウェイ)やAppleの、同価格帯で高解像度なラップトップと比べると、数年遅れの見劣りがするスペックにも感じられそうです。最小構成モデルのRazer Blade Stealthでも、せめて3000×2000ピクセルの解像度にしてほしかったでしょうか。当然ながら、まだこうした高解像度をサポートするゲームは出そろっていないので、Razer Blade Stealthが採用を見送った理由もわからないでもないですが、このご時世に1080pの新ゲーミングノートPCとは、もしやショッキングピンクのカラー採用よりも大胆なのでは?

高いけどゲームプレイはスムーズ

なお、Razer Blade Stealthの販売価格が高いことは、今回も変わっていません。Intel製の第8世代Core i7-8565Uプロセッサに256GBのSSD、8GBのRAMを搭載する最小構成モデルの価格は、1400ドル(約15万2000円)となっています。これに8GBのRAMとNvidia製MX150 GPUを追加すると、1600ドル(約17万4000円)の販売価格になります。ちなみに、今回のレビューには、このモデルを使用しました。もしディスプレイ解像度を4Kにアップグレードし、512GBのSSDにまでストレージ容量を増やせば、1800ドル(約19万6000円)で購入できる最上位モデルも用意されていますけど、ミドルレンジの1600ドルのモデルが、ボクにはお得に感じられましたね。

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GPUのMX150は、すでにリリースされて2年が経ちますけど、まだ13インチクラスのラップトップでの採用は珍しいでしょう。LenovoやASUSといったメーカーから、MX150 GPUを装備するラップトップも出てはいますし、Huaweiも採用に積極的な姿勢を見せているようですけど、並べて比べれば、Quartz Pink Edition目立つことに変わりはありません。もちろん、大切なのは、独立GPUの採用がもたらすパワフル性能なのですが…。

Razer Blade StealthはゲーミングノートPCですけど、60fpsのフレームレートで『Far Cry 5』を快適にプレイできるとは考えないほうがよいでしょう。でも、グラフィックスの設定を高にしながら『Overwatch』をプレイしても、57fpsを実現できましたし、1年前のXPS 13の3倍のスピードで『Civilization VI』のプレイが可能でした。週末はずっと『Thronebreaker』で遊んでみましたが、Intelの統合GPUだと遅くて使いものになりませんけど、MX150 GPU搭載モデルであれば、スムーズなプレイが楽しめましたよ。

ゲームプレイ中の音楽やサウンドを、スピーカーは忠実に再現してくれました。Razer Blade Stealthの冷却ファンの動作音は大きく、よく回っているのに、この優れた再生環境が整っていることには、逆に驚かされましたね。

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ディスプレイの輝度を200ニットに設定し、YouTube動画を流し続けるテストでは、バッテリー10時間11分も持ちました。このクラスのプロセッサおよびディスプレイだと、平均より少し上のバッテリー寿命とはなりますけど、多くのゲーミングノートPCが、8時間もバッテリーが持たないのとは対照的でしょうかね~。

Razer Blade Stealthは、1460ドルのXPS 13よりも、多くの点で優れていると感じましたよ。もちろん、テストしたのは1600ドルのモデルでしたから、RAMとGPUがアップグレードされているアドバンテージはありましたけど。一方、Huawei「Matebook Pro X」は、1380ドルながら、3000×2000ピクセルの解像度のディスプレイという、魅力的なスペックに仕上がっています。ただし、いまHuaweiの製品には、政治的な理由で購入使用にリスクが伴いそうですし、Razer Blade Stealthならば、ブランド的に余計な心配をする必要がないのでは? なにはともあれ、シルバーカラーのMacBookと見分けがつかないなんて没個性的なラップトップよりは、ピンクカラーで目立てるのはよいことでしょう! デザインのためだけに出費を惜しまないというのも、たまにはいいかもよ。

まとめ

・鮮やかな新色ピンクの本体カラーが用意されました。

・NvidiaのMX150 GPUはオプションですが、絶対にこの仕様を選んで、ゲームを満喫しましょう。

・キーボードは最高の出来栄えですが、シフトキーの位置に慣れるまでは戸惑いそうです。

バッテリー寿命10時間11分と申し分なく、日光の当たる場所でもディスプレイは快適に使えます。

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