カセットはカセットでも、テープじゃなくてカートリッジです。
音楽を聞くための機械といえば、レコードプレイヤーやカセットデッキ、デジタルならCDやMD、そしてMP3というのが一般的な認識かと思われます。
それがこのたび、ゲーム好きの音楽愛好家向けなのか、それとも音楽好きのゲーマー向けなのか、セガの名機「メガドライブ」を再生機として使用する、音楽カセットの新譜が登場しました。
このアルバムは、ドイツのハンブルグにいるミュージシャン、REMUTEによる新譜『Technoptimistic』。彼のサイトで聞いてもらえばわかりますが、メガドラらしい16ビットのテクノ・サウンドが、ゲーマーの耳にとても心地良い音楽になっています。
実際のカセットはこんな感じです。
Check out this article: Remute To Release The First Ever Techno Album On Sega Mega Drive Cartridge - https://t.co/ahFKRnLsIY
— remute (@remute) 2019年1月31日
そしてメガドラに挿すとこんな感じになります。
The first plug and play techno album cartridge for the Sega Mega Drive is coming soon. 'Technoptimistic' will be released in March. pic.twitter.com/SKWjyuRn5d
— remute (@remute) 2019年1月29日
これは初のプラグ・アンド・プレイ・テクノ・アルバムとのこと。カセット1本で16曲入ったフル・アルバムが収録されており、お値段は33.33ユーロ(約4,180円)となっています。再生出来るのはモデル1と、1ほどオススメではありませんが2のみで、クローン機器では不可という徹底ぶりとなっています。
発送予定は3月22日になるそうですが、メガドライブをお持ちの方は音楽を購入するだけでなく、“斬新なアイディア”にお金を払うつもりで注文してみるってのはどうでしょうね。