気持ちはわかる。
先日開催されたSamsung Unpacked 2019で発表された折りたたみスマートフォンGalaxy Fold。折りたたむと4.6インチ、開くとスクリーン7.3インチ。分厚すぎるなんて声もありますが、次世代スマートフォンの1つの姿として、Huawei(ファーウェイ)のMate Xとともに注目度が高い端末です。さて、折りたたみスマホは、山折り谷折りの差はあれどスクリーンを折りたたんでいるわけで、画面にできてしまうのですよ、折り目がね。
Mobile World Congress(MWC)前に発表されたとあって、MWCでは実機を手に取ってみるのを楽しみにしていた人も多かったでしょう。しかし、フタを開けてみるとブースでのGalaxy Foldハンズオンはなし、ケース内に展示された端末を見るだけでした。しかも、このケースというのが反射しまくるデザイン。ゴージャス感を演出するためか、はたまたスクリーンの折り目をなるべく見えないようにする狙いなのか…。

会場にいた米GizmodoのRutherford記者いわく、スクリーンにリフレクションんが入り込まないようにFalaxy Foldを撮影するのはほぼ不可能なケース状態での展示だったといいます。
それでも、リフレクションはあるものの、折り目の存在が確認できる写真を撮れた人もいまして、例えば下の画像つきツイートだとよくわかります。
Hmmmmmm. #GalaxyFoldpic.twitter.com/b2BPUvmyTP
— Rich Brome (@rbrome) February 25, 2019
ちなみに、Samsung提供のPR画像が下。あ、これノッチの存在を消しにかかったAppleの手法と同じですね。壁紙の黒い部分(今回は蝶々の胴体部分)で、隠したい部分をうやむやにする魔法です。

スクリーンを見る角度によって折り目が目立つという声もあるので、これは実際に使ってみないと、どれほど折り目がスクリーンの邪魔になっているのかはわかりません。ただ、1980ドルというトップ価格をつけたGalaxy Foldの購入者が、どこまで折り目の存在を許容してくれるのか…。折り目があるらしいという話を聞いただけで、購入意欲がしぼんでしまう人もいるはず。