絶対広告見せるマン。
Spotifyが大手Podcast会社を買収したその直後、今度は利用規約を更新しました。「ポリシーの更新なんていちいち読んでられないよ」って? その気持ちはとてもわかります。でも、今回はかなり大事な内容みたいですよ。
その内容は、「Spotifyサービス内で広告を迂回またはブロックする、あるいはブロックするよう設計されたツールを作成または配布することは固く禁じる」というもの。要は広告ブロックを全面的に禁止しました。そして、これを破ろうとするとアカウントの停止もありえるそうです。
新しい規約は全ユーザーにメールで通知されていて、2019年3月1日より発効されます。「発効後もSpotifyサービスを継続して使用すれば、ユーザーは新しい規約に同意するものとみなされます」とのことなので、メールを読んでいなくてもいつの間にか広告禁止運動に同意しちゃう、と。まぁ、ブロッカー使うのはズルでしたし。
去年の3月頃には、Spotifyユーザーの約200万人が広告をブロックしているなんて話もありました。ちょうど株式公開の前ですね。今まではおめこぼしされていた200万近いユーザーが、一気にBAN祭りになったりするんだろうか……。
規約の発効後、ブロッカーを使っているユーザーにはなんらかの事前警告があったりするのか、詳しい措置は未定です。Spotifyの有料会員は前年度の7100万人から9600万人に増加してるようですが、無料会員への対応やらPodcastやら、今年も何かと忙しそう。
Source: Gizmodo US