macOSとWindowsを1台で使いたい!デュアルブートに使える「パーティション分割」の方法

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macOSとWindowsを1台で使いたい!デュアルブートに使える「パーティション分割」の方法
Image: David Nield(Gizmodo)

こわくないこわくない。

「パーティションを切り直す」と書くとビビるけど、今はものすごく簡単にできます。お金もかからないし、サクサクになるので、一度試してみては?

パーティションとは?

パーティションとは間仕切りのこと。パソコンだと、ひとつのストレージ領域を分割した単位のことを指します。分割といってもノコギリで切るわけじゃなく、OSの底の底の土台で切り分けるんです。そうするとWindowsもmacOSもドライブがぱっくり割れて2個に増えるんです。

そんなことしなくても外付けHDDを入れればドライブは増えます。けど、それだと筐体開けたり、別売でお金もかかりますよね。どっちみち保存領域はパソコンの中にあるんだから分ければ?ってことでパーティションに落ち着くというわけです。

パーティションを分けるメリット

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Image: Gizmodo

できるから思いつきで分ける、という人は少なくて、普通は目的があります。

WindowsとmacOSを両方入れたいとか(Appleから専用ツールが出ています。後ほどくわしく)。これはデュアルブートといって、Macのマシンを起動するときにどっちのOSを立ち上げるか選べるようになります。ファイルとアプリは別々になりますが、場合によってはファイルを相互参照できるようにすることも可能です。

デュアルブートに興味がなくても、例えばOSとファイル保存領域を別のパーティションに分けて保管しておけば、どちらかのパーティションに問題があったときに大事なファイルやフォルダを守れるメリットもあります。

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Image: Gizmodo

Windowsをアップデートしたり、別のOSに乗り換えるときにも、ファイルは安泰だし、リカバリするときにもノータッチで守れます。これはあまりにも便利なので、最近のパソコンは昔みたいにリカバリディスクが付属されてなくて、最初から緊急脱出用の回復パーティションが内蔵されていますよね。電源ボタン押してもウンともスンとも言わないようなときでも、回復パーティションから起動できるし、データも元のままです。バックアップ、暗号化もパーティション単位でやるほうが、ファイルを1個1個コピーしたりするよりずっと手間いらずです。

macOSのパーティションを分割するには

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Image: Apple

macOSもWindowsも高度な設定は専用ソフトが要るけど、基本的なことは内蔵ツールでできます。「アプリケーション」>「 ユーティリティ」の中にある「ディスクユーティリティ」 (見つからなかったらSpotlightで検索)を開くとドライブ領域が表示されるので、「パーティション作成」ボタンか、ボリュームの「+」をクリックしてApple公式の手順に従いましょ~。

Macは「APFS(Apple File System)」という最新ファイルシステムを使っていて、それ独自のパーティション方法があって、「ボリューム」という呼び方をしています(パーティションとボリュームは同じ意味で使われることも多くて紛らわしい)。パーティションを新規作成するか、ディスクユーティリティで新規ボリュームを作成するか選べるけど、Appleが推奨していのはシンプル&スピーディーな後者というわけです。

ボリュームとパーティションの違い

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Image: Gizmodo

ボリュームとパーティションは一見同じに見えますけど、裏側ではいろいろと違います。たとえば、ボリュームは作成後に容量を変更することができますが、パーティションは容量が一定です。ボリュームで大体の用は足りるけど、APFS以外のシステムとの互換性が必要な用途ではパーティション、という使い分けになります(Windows導入したいときとか)。

どっちを選ぶにしても、ディスクユーティリティで数クリックで分割完了です。あとは円グラフで名称未設定の領域を選んで名前をつけます。パーティションの場合はここで円グラフを操作して容量も指定が可能(最低と最高の値も指定できるけど、これはMacまかせにしたほうがラク)。Windowsを入れたいなら、AppleのBoot Campで画面の指示に従うだけでできますので、「アプリケーション」>「 ユーティリティ」から起動するか、なければSpotlightで検索してみましょ~。

Windowsのパーティションを分割するには

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Image: Gizmodo

Windowsも内蔵ツール「ディスクの管理」でパーティションの管理はできるので、タスクバーの検索窓から探してみてくださいね(新規作成やHDDフォーマットとかいう名前で表示されることもあるので要注意)。macOSみたいに円グラフでピピっとはいきません。まず新しく作るパーティションの容量を、今あるHDDから引き算してやらなきゃだめで、これは圧縮するドライブを右クリックして「ボリュームを縮小」をクリックしていくと未割り当て領域が生成されます。で、それを右クリックして「新しいシンプル ボリューム」をクリックして、Microsft公式手順に従って進むと、領域のフォーマット完了です。ここに別のOSをインストールする場合は最後のところは不要で、OSインストーラーがフォーマットしてくれますよ。

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Image: Gizmodo
ここは「縮小する領域のサイズ」。すぐ上のが「引ける分」なので、そのうち「引いて、パーティションに割り当てる分」を入れます

容量はどのくらいにすればいいの?

パーティションに割り当てる容量は、すぐ上にある「引ける分」を見て、その範囲で選びます。AppleのBoot CampでWindowsをまるまる導入となると、最低64GB、できれば128GBが推奨です(64GBのWinパソコンは買いませんからね)。それを目安に考える感じですね。アプリの中には容量の管理、パーティション統合、容量変更、データ回復ツールで差別化を図っている製品もあるので、しょっちゅうパーティションする人は使ってみてもいいかも。

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Image: Gizmodo

WindowsのおすすめはEaseUS Partition ManagerMiniTool Partition Wizard。無料版あり。「Windowsのディスクの管理」よりは格段に使いやすいです。コピー、変換などできるプロ版は40ドル(約4,400円、無料トライアルあり)。

MacとWindowsで使えるParagon Hard Disk Managerもおすすめで、パーティションの回復、ディスク簡単コピー、容量調整も手軽にできます。Stellar Partition ManagerはmacOS版で、Boot Campのパーティションでも使えます。機能はParagonと同じで、どちらも40ドル(無料トライアルあり)。

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