映像の完成度さえ高ければ、ジンバルのチープさは関係ありません。
動画の撮影時に手ブレを防いでくれるだけでなく、カメラの移動を滑らかに、そしてプロっぽい映像にしてくれる、ジンバルまたはスタビライザー。
買うとけっこうなお値段になりますが、作るとなるとなかなかの手間です。しかも、おもりでバランスを取るだけのスタビライザーならまだしも、モーター仕掛けで角度を直してくれるジンバルだなんて、なおさら……。
ですが意外にも、壊れたHDDやイヤフォンでちょこちょこっとDIYすれば、ソレらしいものが出来てしまうんです。The Awesomerが取り挙げた動画でチェックしてみてください。
塩ビパイプで軽量化を狙っているのはわかりますが、まさか磁気ディスクを使うだなんて目から鱗ですよね。ハンドルを左右に揺らしても、前後に傾けても、磁気ディスク製ジャイロスコープと2軸の可動部位でバッチリ安定です。
制作費はたったの10ドルという激安っぷり。その分ジンバル自体もチープですが、機能するなら万事オッケーでしょう。ちなみにこれを作ったThe Qいわく、完成後に調節するのが大変だったとのこと。おもりにしたワッシャーの枚数やらモーターの回転数やらでしょうか? やってみないとわかりませんが、ヒマがあればトライしてみたいです。
Source: YouTube via The Awesomer