アップル好き歴25年、ハイロックの初アップルイベント体験記:遂に導かれたこの地で見たもの

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アップル好き歴25年、ハイロックの初アップルイベント体験記:遂に導かれたこの地で見たもの

みなさんこんにちは、アートディレクターのハイロックです。

昨年10月、iPadの発表イベントのために鈴木編集長とNYを旅してからもう半年が経とうとしている。そして昨日アップルイベントを終えたばかりのサンフランシスコでこの記事を書いている。

ここサンフランシスコは自身としても思い出の地。アメリカに憧れたハイロック青年が初めて降りたったのがここサンフランシスコだったのだ。

あれから25年、Macをデザインの道具として使い始めて25年、アップルが好きだと叫び続けて25年、時を経て再びこの地に導かれた。

さて、今回のアップルの発表は結論から言えば、すでにギズでもお伝えしている通りその大半がサービスの発表だった。そしてその詳細もアップルのプレスリリースから各メディアで山ほど報じられていると思うので、僕の方はそんなサービスが発表された現場の臨場感を中心に、他メディアでは取り上げない発表の裏側のマニアックな視点をお伝えできればと思う。

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まず今回のパス(会場に入るためのカード)。前回のNYのときはとってもグラフィカルなデザインだったけど、今回はモノクロ。まぁこれはこれで渋めでかっこいい。もちろんMade from 紙。リサイクル可能。

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バスに揺られ、会場であるアップル本社「Apple Park」に向かう。ロケーションは人けもないほどの山の中をイメージしてたんだけど、まぁまぁ渋滞するくらいの田舎町って感じ。

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Visitor Centerと書かれた看板が入口にあって、ここから発表イベントが行なわれるスティーブ・ジョブズ・シアター(Steve Jobs Theater)に向かう。これも勘違いしてたんだけど、シアターと本社は建物が別で、あのUFOのようなどでかい本社を横目で見ながら、道を進む。

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要所要所で撮影したくなるようなポイントがあるんだけど、わりと他の国の人は冷めているのか、慣れているのか、ほとんど撮影してない。こんな看板があったら絶対撮るでしょう、パシャ。ちなみにパーク内の看板はすべて、iPhoneのように角が落ちてて角丸になってる。

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途中こんなアップルストアのようなスポットがある。まだ10時前だからなのかオープンしてないので帰りに寄ろう(※編集長 鈴木の書きたし:ここがVisitor Center。アップルストアの機能と併設されたカフェ、屋上テラスがある)。

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たなびくフラッグがかっこいい。全部好きなもの。アメリカ、カリフォルニア、アップル。

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遥か向こうに見えるのがアップル本社。同行していたジャーナリストのnobiさん曰く、その向こうにあるフィットネスジムが相当ヤバイんだとか。

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途中こんな車も停まっていて、VIPの移動を助けるんだそうで、一般ピーポーは乗れない。

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そして遂に着いた!

これぞご存知、変態建築スティーブ・ジョブズ・シアター(Steve Jobs Theater)!!

柱がない、ガラスだけ、その上に天井が乗っかってる!!

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もちろん記念撮影しちゃうよね。並んでるのはビームス土井地くん。右の人はフィフス・エレメントじゃないよ。

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スタッフがほんとフレンドリーに気分を盛り上げてくれる。ハイタッチで入場。イエ~イ!

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中から見てもほんとすごい。

問題:柱がないのにいったいどうやって電力を天井まで上げているでしょうか?

正解はガラスとガラスの継ぎ目のシリコンゴムの中に。

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ついでにパノラマ撮影も。

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会場ではジャーナリストのnobiさんと本田さんがスティック型のカメラ対決。ジェダイの騎士ならぬガジェットの騎士。

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スペースの真ん中に円型のカウンターがあってカフェスペースになっている。我々ゲストは無料でいただける。よく見るとケトルはハリオ。ドリッパーはすべてケメックス。全部で16個あった。これだけの数を一度に見れることはなかなかない。おつまみにはチョコレートやナッツ、お稲荷さんもあった。

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これはイベント後に人々が出たあとでもう一度撮影した写真。スペーシーな空間にレトロモダンな家具がとっても2001年宇宙の旅しちゃってる。

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コーヒーをもてなしていた円型のカウンター。

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初めてなので勝手がわからなかったのだが、僕らが今いるこの場所はただの待合いスペースで、実際に発表が行なわれるのは地下のシアターになる。

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美味しいコーヒーをガブガブ飲んでいたらトイレに行きたくなって、ラッキーなことに誰よりも早く誰もいない地下のトイレに通してもらった。このスケール感はんぱねーーー!

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超ラッキー、誰もいない地下空間。パシャ。普段はここで発表された製品の実体験する場所、ハンズオンのスペースだ。

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そして遂に遂にシアターのゲートオープン!(実際はそんな時間を感じさせないあっという間)

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席取りをしてからまだ少し時間があったので、もう一回最初に戻って記念撮影。

左からビームス土井地くん、YouTuberで週末クリエイターのゆかちゃん、市川渚ちゃん&ミー。

とまぁ発表が始まる前だけでも僕にとってはこれだけの感動があるわけで、マニアックな視点を持つアップル好きな人だったらね、きっとこんなレポートもわかってもらえるはず。

当たり前なんだけど普通のメディアではね、こんな前置きすっ飛ばして、発表された事実だけを伝えているわけで、ケメックスが何台あったとか、看板の角丸の処理の話なんてするわけもないだろうけど、ギズではこういう視点を大切にしていこうと思って書かせてもらっている。

前置きがMAX長くなってしまったが発表の中の僕が気になったポイントをいくつか。

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「Apple News+」の発表の冒頭でティムが「僕はニューススタンド(日本で言うキオスク)が好き、ズラッと並んだ表紙の中から雑誌を選ぶのが好き」と言っていた。これは猛烈に親近感が湧いちゃうなぁ。この写真のような場所、みんな好きでしょ。

インターネットがほんとに便利に使えるようになったのなんてここ10年位の話で、それまでは雑誌が僕のカルチャーの教科書だった。ティムと同じく雑誌が大好きだ。そんな気持ちがあるなら、その雑誌がネット情報に取って代わられた今、もう一度雑誌を輝かせようと思うのは当然だろう。

写真のような表紙群がアップルデバイスの中に収まる気持ちよさ、安心感、便利さ、かっこよさ。正直言えば紙も好きなので物理的な雑誌を買うことはやめないが、僅かな定額で日本でもサービスが始まったなら絶対に利用するだろうな。

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「Apple TV+」の発表。紹介VTRの中で『レディ・プレイヤー1』のスティーブン・スピルバーグ、『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラ、『アンブレイカブル』のM・ナイト・シャマラン、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル、『スターウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス、『ハン・ソロ』のロン・ハワードといったハリウッドを代表する名監督たちが次々に登場。そしてなんとエイブラムスとスピルバーグに至っては、本人降臨。

スピルバーグにパッとスポットが当たった瞬間、会場全員がスタンディングオベーションの拍手喝采。しばらく鳴り止まなかった。自分も1mmも恥ずかしさを持たずに外国人のあのノリですっと立ち上がってスタンディングオベーションができたのはこれが初めてだった。それくらい感動のグルーブが会場中を包んだ。

まだこの時点ではどんなコンテンツが出来上がるのかまったくの謎だけど、これだけの布陣を見せつけられては期待しない訳にはいかない。

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最近ユニクロ x Kawsのセサミのぬいぐるみを買ったばかりだったのでリアルセサミ登場も個人的には超ツボだった。

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そして最後に、僕ハイロックが一番楽しみにしてるのがこのApple Card。頼む! 早く日本でも対応してくれ〜。今回の発表イベントの中でも唯一のプロダクト?って言っていいのかな。アップルがデザインしたクレジットカードだ。カード番号も有効期限表示も署名欄もない白いチタン製カード。

車にナンバープレートを付けることさえ拒んできたジョブズのDNAが今もなお生き続けているようだ。


現場の空気感を全面に押し出して書いたこのレポート。この空気感を持ったまま、過去にすでに上がっている詳細記事をもう一度読んでもらいたい。きっとそこには一回目では気が付かなかったアップルのこだわりを感じながら発表されたサービスをおさらいできるはずだ。

おっと、もう深夜の3時になってしまった。明日の飛行機で日本に帰らねば。というわけで次は何月にまたみなさんにレポートできますかね。

それでは!

今日のAppleイベントで発表されたものまとめ! サービス4つ、ハードも1つ!?

サービス!サービス!本当に今回のApple Eventは最初から最後までサービスの発表でした。登場したハードウェアは1つだけですが、もはやガジェッ...

https://www.gizmodo.jp/2019/03/apple-matome.html

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