あぁ、電子書籍リスクがまたひとつ…。
Microsoftは公式のサポートページで、Microsoft Storeで扱っている電子書籍販売を終了したことを明らかにしています。すでに新規購入はできず、予約した本もキャンセルされるとのこと。
すでに購入している書籍はどうなるの!?
というと、元の購入金額の全額がMicrosoftアカウントへ払い戻しになるようです…ほっ。払い戻し処理は2019年7月から行なわれ、払い戻しが行なわれる7月上旬までは、Edgeで読むことができると案内しています。
また、4月2日までに本にマークアップや注釈を追加していた人は、払い戻し処理のタイミングで追加で25ドルが振り込まれるとのこと(詫びドルですね)。

国内のMicrosoft Storeでも「書籍」カテゴリをクリックすると、終了を伝えるFAQページ(英文)にリダイレクトされてしまいます…Oh。
でもMicrosoftに限った話ではなく、ここ数年は盛り上がりの裏で電子書籍ストアの店じまいもちらほらと見かけられます。いっときの電子書籍ブームの中で乱立されたものが整地されていっているような印象ですね。
それらは別のサービスに統合されたり、返金処理や他のサービスでも利用できるポイント付与を行ったりといったサポートも行なわれているようですが、その時が訪れると読めなくなってしまうのか…。と思うと、デジタルで購入するリスクも感じてしまいます。
物理的な重さと保管場所の問題は解決されるけど、保管場所自体がなくなっちゃうかもしれない。
う〜ん、これは難しい選択な気がしますね…。
確かに電子書籍は便利ですし、手軽です。もしサービスが閉じたとしても、救済ポイントや返金が出れば、別のサービスに乗り換えればいいじゃん!って思うけど、すべてがそうなるとは限らない。ってのがちょっと怖い要素だよね。難しい!
Source: Microsoft Store, CNET