まるでスパイ映画や…。
画像編集アプリではいらないオブジェクトを消し去る機能は当たり前ですが、同じようなことが動画でもできるようになります。Adobe(アドビ)は動画編集ソフト「After Effects」をアップデートし、コンテンツに応じてオブジェクトを削除する機能を追加しました。
これがどのような機能なのかは、上のGIF動画を見れば一目瞭然。フレームにて指定した人物やポール、オプジェクトが動画から消え去り、さらにその背景を自然に補完してくれるのです。ワオ!まるでマジック!

こちらでは、道路から車を消し去るデモ様子も確認できます。もちろん消せるのは車だけでなく、邪魔な看板や人物、ブームマイクもOKです。
Adobeによれば、この機能には機械学習プラットフォームこと「Sensei」が利用されています。Senseiはすでに、Photoshopでも被写体の選択ツールでも活躍しています。さすが先生や!
なお今回アップデートされたのはAfter Effects(バージョン16.1)だけでなく、AuditionやPremiere Proにも新機能が追加されています。個人が静止画も動画も自由自在に操る…そんな時代が、もうここまできているんですね〜。
Source: Adobe via Gizmodo US