ごめん、嘘ではないんだ、これ…。
昨年11月に行なわれたAnker(アンカー)のプレス向けイベント「Anker Power Conference」で発表された「PowerCore Fusion 10000」。
大ヒットとなったACアダプターと、モバイルバッテリーが2in1になった「PowerCore Fusion 5000」の上位モデルで、容量は10,000mAhに増加してUSB-CとUSB-Aが各1ポート。もうこれ、ガジェットスキーな僕たちが「これな!」と頷く最強構成なわけです。心待ちにしていた人も多いですよね? いや、僕も…なんですが。
その最強の名を与えられるはずだった「PowerCore Fusion 10000」は本日、国内での展開が行われないことが発表されました。ちなみにAnker広報に問い合わせたところ、販売されるのは中国のみで、アメリカやヨーロッパを含め、ほぼ全世界的に展開しないとのこと。
2019年1〜3月期の販売予定と発表されていたので、そろそろかな?と心待ちにしていたのですが、ここにきてまさかの展開無し。約束された最強の座を自ら退くなんて…。前モデルの使い勝手が良かっただけに、無念でなりません…。

ちなみに、同じような2in1コンセプトを求めるなら、同じくAnkerの「Anker PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger」がAppleストアで販売されています。容量は5,000mAhと少なめですけど、こちらもUSB-C&USB-Aの両対応となっているので、同様の使い勝手を望むならこちらですねー。
ただ、価格は1万1400円(税別)と少々強気です。
Source: Anker, Appleオンラインストア