ARで表示する航海情報システム。現実とフィクションがまた一歩近づいた

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  • author ヤマダユウス型
ARで表示する航海情報システム。現実とフィクションがまた一歩近づいた
Image: 商船三井公式チャンネル/YouTube

いつか音声操作とメンタルモデルもできちゃうのでは。

ARを使って情報を表示するシステムって、どうやったってカッコいいです。その船バージョンともいえるAR航海情報表示システムを、株式会社商船三井、古野電気株式会社、商船三井テクノトレード株式会社の三社が共同開発しました。

Video: 商船三井公式チャンネル/YouTube

なんとこれ、ゲーム画面ではありません。古野電気の電子海図表示装置FMD3300と連携し、船のブリッジにあるカメラが捉えた映像にリアルタイムで情報を表示しているんです。自動船舶識別装置(AIS)やレーダーの情報を統合して、計画航路や浅瀬等の情報をディスプレイやタブレットに表示してるのですが…もうカッコよさしかない。

試験搭載は2018年3月竣工の自動車の運搬船「BELUGA ACE」から始まり、10月竣工のタンカー「SUZUKASAN」での試験を経て、改良と効果検証が行なわれてきました。このたびは正式製品化にあたり、もっとも安全性が求められる商船三井グループの大型原油タンカー21隻への搭載が決定。ARのおかげで、注意を払うべき船舶や浅瀬の把握などが確認しやすくなったそうです。

商船三井によると、今後はLNG船(液化天然ガスを輸送する船)を含む他のエネルギー輸送船隊やドライバルク船隊(さまざまな資源をばら積みで輸送する船)にも順次搭載していくとのこと。船のハイテク化ってこういう方向があったんだなぁ。

Source: 商船三井 via MoguraVR News, YouTube

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