原点回帰になる…?
映画『007』シリーズの25作目である最新作『BOND25(仮題)』に関する発表会が本日21時10分(日本時間)から行なわれ、新作の情報が公開されました。
そのライブ映像のアーカイブはこちら。
舞台は『007』シリーズの第一作目と同じあの場所!
まず発表されたのは今回の物語の舞台がジャマイカになるということ。実はジャマイカは『007』シリーズの第一作『ドクター・ノオ』の物語の舞台。さらに生みの親であるイアン・フレミングが物語を執筆した場所でもあるのだとか。
もしかすると『ドクター・ノオ』がベースになるリメイク的な形でストーリーも真の原点回帰となるのかもしれませんが、発表によればジェームズ・ボンドはスパイを引退して、ゆっくりと人生を楽しんでいるところから始まる物語とのこと。
そのまま引退しっぱなしということはないと思いますが、『カジノ・ロワイヤル』から前作の『スペクター』までボンドを演じ続けていたダニエル・クレイグの最終作でもあるので、どういった決着がつくのかも非常に気になるところです。
キャストには『ボヘミアン・ラプソディー』のラミ・マレックが参加!
監督はキャリー・フクナガが担当。エミー賞やゴールデングローブ賞など様々な賞を受賞し絶賛されたドラマ『TRUE DETECTIVE』で知られる人物です。また彼が監督したNetflixのドラマ『マニアック』も相当イカれたSF作品で、映像的にも凄まじかったので、そういった方面にも期待したいところ。
そして最後には『ボヘミアン・ラプソディー』でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックの出演も発表。残念ながら会場には来れなかったようですが、そのかわりに映像で登場しコメントを残してくれました。
ラミ・マレック:「今はニューヨークから出られませんが、キャストやスタッフのみなさんと一緒に仕事をするのが楽しみです。この25作目では、絶対にボンドさんには楽をさせないと約束しますよ。とにかくみんなに会うのが待ちきれません。じゃあね!」
というわけで、ラミ・マレックの役どころは悪役となる様子。それ以外の詳細は明らかになっていませんが、ドクター・ノオ役とかでも不思議じゃありませんね……!
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドがこれで最後と思うと名残惜しいものはありますが、楽しみな今作。一方で、大々的に会見をやるよといった割には情報が小出しすぎで肩透かしを食らった気分もあるのも事実。せめてちょっとだけでも映像が見たかった。YouTubeのコメント欄にも「これだけ!?」といった声が多数寄せられています……。
ここまでタイトルを隠そうとしているあたり、やっぱりタイトルは『ドクター・ノオ』になるんじゃないかと思いますが、今のうちに予想しておきましょう。そしてそろそろ次のジェームズ・ボンドが誰になるのかという話も再び盛り上がりそうですね……そちらも楽しみ!
映画『BOND25(仮題)』は2020年公開予定。