Alexa美声化待ったなし。
Amazonから、Echoシリーズのコンパニオンデバイス「Echo Link」と「Echo Link Amp」が登場しました。Echoで聞けるサウンドをオーディオシステムレベルに引き上げてくれる周辺アイテムで、かなり本格的な感じです。
Echo Link

「Echo Link」は、Echoとアクティブスピーカーorアンプをつなぐ装置。Echoで聞くAmazonミュージックをスピーカーから流したり、ターンテーブルやDAPからも再生ができます。自宅のオーディオシステムからEchoのサウンドを鳴らすための装置ですね。

背面端子。入力はアナログRCA、光デジタル、同軸デジタル。出力はRCAライン、光デジタル、同軸デジタル、サブウーファー。安定したネットワーク接続のためにイーサネットポートも備えています。Echoとはワイヤレスor有線で接続。
Echo Link Amp


少し大柄になった「Echo Link Amp」は、そのアンプ搭載版。2chの60Wアンプとバインディングポストを完備し、パッシブスピーカーを鳴らせます。端子周りの仕様はEcho Linkと同様。

はじめに、Alexaアプリからスピーカーグループ内でEcho Link Ampを追加し、Echo Link Ampを「優先スピーカー」に設定してやります。これで、Echoからの音声がEcho Link Ampから出るようになりました。今まで聞いていたAmazon Musicも超ハイエンドになるでしょうし、なんならAlexaのボイスもめっちゃ良い声で聞こえるでしょうね。
また、「Echo Link」も「Echo Link Amp」も、スピーカーやマイク自体は持っていません。完全にEchoありきのデバイスというワケです。単体でのサウンドを重視した「Echo Plus」もありますけど、今回のデバイスはオーディオシステムレベルですから、その体験の違いはかなりのものだと思いますよ。
価格はEcho Linkが2万4980円、Echo Link Ampが3万6980円。どちらも本日から発売開始です。Echo DotやAlexaアプリを介して、違う場所に置いたスピーカーを鳴らせる装置とか、なかなかにユニーク。オーディオシステム×スマスピ連携の新境地になるかも。