間違い探しじゃないですよ。
本日、キヤノンからデジタル一眼レフの新製品「EOS Kiss X10」が発表されました。前モデルのEOS Kiss X9と比較しながらご紹介しましょう。
X9と共通するのは、APS-CのCMOSセンサーを搭載しており、常用ISO感度が100〜25600、AF測距点は9点で、秒5コマの連続撮影ができる点です。
お次は変更されたところを。
有効画素数はX9が約2420万画素に対して、X10は約2410万画素。10万画素ダウン! 重量はX9が約453g(ブラック)に対してX10が約449g(ブラック・シルバー)と約4gの軽量化が図られています。

またX10では、映像エンジンがX9のDIGIC 7からDIGIC 8にアップグレード。そして被写体の瞳にピントを合わせる「瞳AF」も搭載されました。
加えて、4K動画と4Kタイムラプス動画の撮影に対応。ただし、4K動画撮影時はデュアルピクセルCMOS AFは使えず、コントラストAFのみになります。
性能的には、映像エンジンが新しい、瞳AFの搭載、4K動画撮影対応というのが一番大きな変更点ですね。逆に言えば、それ以外はX9とほぼ同じ。静止画メインで考えているのなら、X9を選ぶというのもありかもしれません。
見た目もほぼ同じですね。X9にはあった赤目緩和/セルフタイマーランプがX10ではなくなっています。
あとですね、2個ほどX9にはあってX10にはないボタンがあるんですよ。さあ、それはどのボタンでしょう? キヤノンのEOS Kiss X9とEOS Kiss X10のページを見比べて、探してみてください!
EOS Kiss X10は4月25日発売予定。カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色です。価格はキヤノンオンラインショップでボディのみが7万7500円、EF-S18-55 IS STMレンズキットが8万7500円、ダブルズームキットが11万7500円(すべて税別)となっています。
Source: キヤノン