「海外旅行はeSIMで」という流れ、もっと加速するかもね。
本日KDDIから、eSIM対応のiPhoneに向けた「海外データeSIM powered by GigSky」が発表されました。eSIMは通常の物理SIMカードと違って、端末内の仮想SIMカードを書き換えて使うもの。iPhoneでは2018年から対応しました。
北米で使えるトラベルeSIM
海外データeSIM powered by GigSkyは、世界中でトラベルSIM事業を展開しているGIgSkyと提携したプランとなり、専用アプリでiPhone上から事前にプランを決めて購入できる。という通信サービスになります。国内通信用ではなく、海外渡航時用です。念の為。
対応機種:iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
対応地域:アメリカ (本土、ハワイ、アラスカ)、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島
プラン:30日プラン 5GB 5,800円/30日プラン 8GB 8,900円
サービス開始日:4月17日
対応機種、対応地域、プランなどはこの通り。専用アプリ「海外データeSIM」をApp StoreからダウンロードすることでeSIMプランの購入、インストールが行なえます。
コスパは良い。けど、auユーザー以外は注意
ただし、auが販売するiPhone、SIMフリーのiPhoneは購入後すぐに利用できますが、au以外の通信事業者が販売するiPhoneは、利用前にSIMロック解除が必要になるとのこと。あー、そっか。そうだよね。ここMAX注意ですね…。詳しい仕様・手順はプレスリリースとKDDIのページで。
旅行先でモバイル通信をするとき、物理のSIMカードを入れ替えるか、別途モバイルWi-Fiルーターを使うのがよくある選択肢ですが、eSIMは端末上で登録が行なえるので調達が楽。各キャリアが提供しているデータローミングよりも安く済む場合も多いです。また、プランの期限は30日あるので、長期旅行や滞在には有利です。滞在日数によっては、キャリアの国際ローミングサービスよりもコスパよさそうじゃない?
GWの10連休、海外バカンスにGO!と考えている方は、試してみるにはちょうどいい機会かもね!
Source: KDDI