買ってきた!
僕は今日帰れるのでしょうか。ニンテンドースイッチでできるダンボールVR「Nintendo Labo VR Kit」を組み立てます。もちろんフルセットで全種類入っているパッケージを買ってきました。


組み立て時間が書いてあります。はい、帰れません。

いざ!大人も笑顔になるやつ。
まずはゴーグルを作ります

レンズきた! プラスチックのレンズでした。
まずはゴーグル部分から。
Switchの画面でマニュアルを見ながら組み立てます。ハトメパーツを駆使してレンズ部分とダンボールを合体。
もうゴーグルっぽくなってきた! あいかわらずマニュアルのアニメーションが作り込まれてて楽しいです。たまに説明が関西弁になるのもいい。
Switchをはめ込む部分を作ります。ここでスポンジシール登場。Switchが外れないように滑り止めになるみたい。
Switchはいりま〜す!


おおおお! ダンボールなのにソリッド感すごくて、しっかりしてます。ガシガシ遊べそう。ゴーグルはもうちょいで完成。

ここをポンポンっと叩く操作をたくさん使うよ!ってマニュアルが教えてくれました。え、ダンボール叩いて操作できるの?

できた! 見える絵がめっちゃ綺麗です。体感の解像感はOculus Goとあんまり変わらないかもしれません。

チュートリアルのミニゲームちゅう。

ジョイコンは本体から外して片手で使ったり、本体に左右のジョイコンをつけて遊びます。ジョイコンのジャイロが流石のクオリティで、簡単な操作ならOculus Goのコントローラーと遜色ないです、ほんとに。

鼻のところに、Switchのタッチディスプレイにアクセスできる穴があいてます。これでリトライとか、カンタンな操作ができるわけです。
さっきのゴーグルの右上をポンポン叩いて操作する件、Switch本体の振動センサーを使ってわずかな揺れを検知してるんですって! 本体に振動センサーがあるなんて知らなかった...。Switchには明るさセンサーもついているので、ゴーグルにSwitchを装着すると自動的にVRモードに切り替わります。すごい...VRのために作られたゲーム機にすら見えてくる。
ゴーグルは40分くらいで完成しました!
「ゾウ」を作りまーす
10歳の場合、60分〜120分かかるとのことなので、60分を目指します!

まずは鼻の先のハンドルの部分から組み立てます。
ちなみに組み立て担当はヤマダさんから佐々木さんにバトンタッチ。数学の図形問題が苦手だったとのことで、「難しい〜」を連呼してます。

握れそうなやつできた。ここまでとっても簡単。余裕かもしれません?
「キャッチャー。」
ハンドル部分、ゾウっぽいな。
次は「お面」部分を作ります。
穴をくり抜いて...
シールで穴を塞ぎます。え、塞いじゃうの?
佐々木さんはシールが苦手なので、渋谷のシール職人こと吉岡さんがここだけお手伝い。
ハンドルとお面を合体。まだ、コアラですね。
さっき貼ったシールは「マーカーシール」といいます。前作のLaboでもおなじみのジョイコンからの赤外線を反射する素材でできているみたいです。どう動くのか楽しみ〜。
これがパーツを連結したりするときに使う「ハトメ」部品。輪っかのほうは裏表あるので注意です。
次は鼻の部分を作りまーす。鼻は1ピースだけでできているみたいです。
輪ゴム登場。輪ゴムを使うVRは世界初ですよね。穴に輪ゴムを通して折りたたむのですが、ここは難関。
ぱおーん。コアラがゾウに進化する瞬間、ジワリティ高い。
鼻をさらに長くして、オトナのゾウにしていきます。これ、輪ゴムだけでつながってるんですよ。あやとりみたいにゴムが入り組んでいます。
耳をつけます。機能はありませんが、かわいい。
動作確認、ぱおーん。ゴムによって鼻が縮む方向に力が加わっています。
ジョイコンつけて完成!
ゲームをやってみました。流しそうめんみたいなレールを動かして、上から落ちてくるボールをゴールまで運ぶというもの。思わず声を出してびっくりしたのですが、ボールが操作しているレールに落ちたときの感触が右手に伝わってくるんです。ジョイコンの振動で表現しているみたいですが、これがとってもリアル! こんなに没入感あるのに、ダンボールなんだよなぁ。
鼻の先のコントローラがトリガーになっているのですが、これはシンプルにRボタンを押してます。
手前の左手ジョイコンはなんの役割なんだろう?いやこれ、大人でも仕組みがわからなくてワクワクですね!
みてください、この夢中っぷり。チュートリアルをクリアしていくとゾウだけで結構いろんなゲームがプレイできそうです。
ゾウは1時間20分くらいでできました! まだまだ体力的にはいけますが、一旦お昼ごはん行ってきます。
バズーカ!バズーカ作ります!
「バズーカ」っていい響きですよね。2時間くらいかかりそうですが、肉を食べたので余裕です。
バズーカの弾をこめる部分を作ってます。ゾウとちがって小さいパーツがいっぱい。
「弾こめグリップ」できました。握る部分なので、密度が高く設計されています。
5工程のうちの1工程めが75%完成。先長いぜ!
バズーカやっと砲身みたいなのができました! やばい...集中力と指先のモイスチャーが削られていく...
すごい! いつのまにかポンプアクションみたいな機構ができてます。
ちょっとずつ進んでます。これで50%完成!
バズーカ、工程は多いですが、難しい訳ではないですよ。
うわあああああ長かったぁああ!!!できましたバズーカ。リロードして目標をセンターに入れてスイッチ、中の弾がパチンっとはじかれます。
ニンテンドーラボのバズーカおもしれー!!!!! pic.twitter.com/1CWUHRGLMS
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) April 12, 2019
バズーカすごいです。レーザー銃でエイリアンを撃つゲームがすごくおもしろいです。視覚が没入感あるのはもちろんですが、本当にレーザー銃持ってる感覚があるのがすごい。目も手もゲームの世界にあるからずーっとやってしまいます。今までVRはいろいろ体験しましたが、ハイエンドVR機に迫るワクワク感かもしれません...
よくよく考えたら、VRのコントローラーを5種類も開発した会社は任天堂さんが初めてじゃないでしょうか。感心してため息しか出ません...
ゴーグル本体とゾウ、そしてバズーカを作り切ったのですが、まだあと3つ残っています。
カメラを作ります!
編集部員で手分けして組み立てようと思ったのですが、ゲームソフトがマニュアルになっているので、一個ずつしか組み立てられないんですよね...。 でも大丈夫、次は編集部が大好きなカメラなのでサクッと作っちゃいますよ。
レンジファインダーなボディにNマウント70mmを装着!という気持ち悪い会話を展開するくらいには疲れてきました。
カメラできたー!!何を撮ってるでしょーか! #NintendoLabo#vrpic.twitter.com/NY510jX82B
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) April 12, 2019
カメラできました! 30分くらいで一番カンタンに作れました。
海の魚を撮影するゲーム、バズーカと対照的で癒しゲーです。海の中というVRでしか撮れない被写体なのがニクい!
「風」つくりまっす!
一番パーツがでかいのが「風」。フットペダルの部分を組み立ててます。
風できた!
風が完成!カエルになってボールをジャンプで避けるゲーム。飛んだ時に風を感じる…! #ニンテンドーラボ#vrpic.twitter.com/VBDxhq4ckm
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) April 12, 2019
風、ナメてました。チープな風が吹くだけかと思ってたのですが、ゴーグルをつけてペダルを踏んだ瞬間、外に出たかのようなそよ風が...考えた人天才です。
「トリ」を作ります!最後だけに!
最後に「トリ」を作ります。ゴーグルを合わせて6つめの組み立て。「風」は90分〜120分かかるはずのところを30分で完成させました。自分の成長も感じられるNintendo Labo、いよいよクライマックスです。
ジョイコンで鳥のトリが完成する…! #NintendoLabo#vrpic.twitter.com/jN5xzFCUOu
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2019年4月12日
外から見ていてもかわいいVR選手権優勝#vr#NintendoLabopic.twitter.com/oKn98wLbMT
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2019年4月12日
トリ、完成!!! いままでのVRにはカワイイが足りなかった! こんなに外から見てかわいいVR、見たことないですもん。
トリになって目的地を目指すゲームをプレイ。羽を動かすと上昇します。最後に空飛べてよかったです。
そう組み立て時間、9時間半くらいで完成しました!!
感動したのはやはり細かくアニメーションで説明してくれるマニュアルのクオリティ。ステップごとに励まし応援してくれるのが本当にありがたかったです。このキャラでAIアシスタントになってくれたら使うのに。
また、ダンボールガジェットのクオリティも最高でした。誰でも楽しく学びながら作れる、そしてちゃんとVRゲームが楽しい。GWが捗りそうです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。僕はバズーカで遊んで帰ります、さようなら!