タイトルのクイズ、答え合わせは後半で。
先日は、Huaweiが10倍ハイブリッドズームのカメラを持つ「P30 Pro」を発表しましたが、今度はOPPO(オッポ)から登場。
新シリーズの「OPPO Reno」は、光学と電子ズームを組み合わせたハイブリッド10倍ズームカメラを搭載したスマホです。なんだか、5倍とか10倍とか50倍とか、スマホカメラに界王拳みたいなことが起こっています。
10倍モデルと、じゃないモデルの2種類

OPPOのニューフェイスは、エントリーモデルの「OPPO Reno」と、10倍ズーム対応の「OPPO Reno 10倍ズームモデル」の2種類。
どちらもセンサーは4800万画素というソニーの積層型CMOSセンサー「IMX586」を採用。2つのモデルでレンズ性能とSoCなどが異なります。RenoはSnapdragon 710、Reno 10倍モデルはSnapdragon 855。やっぱり目が行っちゃうのは、10倍ズームモデルかな。
16-160mmをカバー

10倍ズームの中身、噂になっていたペリスコープ式です。
狭く薄いスマホボディの中で、よくもこんな構造作れますよね…。でも、HuaweiのP30 Proもそうらしいので、高倍率を実現するならこの方式が今の所ベストなのでしょう。

10倍の威力がこちら。実機でのショットだとするならば、すごくないですか?
800万画素の超広角カメラ
4800万画素のメインカメラ
1300万画素の望遠カメラ(ペリスコープ式)
の組み合わせによって、16-160mmをカバー。しかも光学式手ぶれ補正付き。
細部まで確認できないのが残念ですけど、このレベルでズームできるなら、重いズームレンズは自宅に置いて、荷物が1kg前後軽くなりそうな気がします。少なくとも僕の化石のようなNEX-5Tはお役御免になりそうだ。

Reno 10倍ズームモデルに至っては6.6インチというびっくりドッキリ大画面。ここまで大画面だと落として割れたら…と怖くなりますが、ゴリラガラス 6なので落としても割れにくい。指紋センサーもディスプレイに内蔵されていますよ。
インカメラはどこでしょう?

さて、こうなるとインカメラはどこいった?
となりますよね。だって全面画面だもん。ノッチもパンチホールも見当たらない。では、タイトルのクイズの答え合わせといきましょう!
Find Xをご存知の方もびっくり。フロントカメラは…

まさかの斜めポップアップ!
ここにはフロントカメラと通話用スピーカーと、フロントソフトライト、リアフラッシュといった機能がギッシリと詰まっています。上昇速度はわずか0.8秒。20万回の可動に耐え、落下時に保護する機能もあるとか。このへんたいギミック、試してみたすぎる。
さて、端末価格ですが、発表時では以下のようになっています。
Oppo Reno(Snapdragon 710)
・RAM:6GB、ROM:128GB…2,999元(約5万円)
・RAM:6GB、ROM:256GB…3,299元(約5万5000円)
・RAM:8GB、ROM:256GB…3,599元(約6万円)
Oppo Reno 10倍ズーム(Snapdragon 855)
・RAM:6GB、ROM:128GB…3,999元(約6万6000円)
・RAM:6GB、ROM:256GB…4,499元(約7万4000円)
・RAM:8GB、ROM:256GB…4,799元(約7万9000円)
機能を考えると安すぎる。だってP30 Proの約半分だよ?(6GB+128GB、999ユーロ)。
OPPO Japanによると、このRenoは日本でも発売するらしいのですが、この価格設定のまま出てくれますかね? 10倍ズームの威力を味わってみたいな。

それでは期待を込めて、発表会の最後に出現した、謎の光の巨人の様子をどうぞ。このアートが何を意味するのか、わかった人教えてプリーズ…。