ソニー WI-C600Nレビュー:デイリーで使い倒せる軽率イヤホン。ノイキャンも、僕はこれくらいで良いかなって

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  • author ヤマダユウス型
ソニー WI-C600Nレビュー:デイリーで使い倒せる軽率イヤホン。ノイキャンも、僕はこれくらいで良いかなって

普通の良さを侮るなかれ。

2019年1月26日に発売されたソニーのネックバンドイヤホン「WI-C600N」を数日間使ってみました。左右独立タイプが盛り上がりつつも、スっと外せてパっと装着できたり、有線と無線のハイブリッド的なネックバンドタイプ、ぼく好きです。

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SONY WI-C600N

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これは何?:ソニーのお値打ちNC付きネックバンドイヤホン

値段:Amazon価格で約1万2000円。

好きなところ:使いやすいオブジイヤー、音も良い

好きじゃないところ:モノがちゃっちい、ノイキャンは物足りない

文字通り肌身離さず使える

「WI-C600N」という型番が3桁クラスなところからも、廉価帯であることはおわかりいただけるかと。似たシルエットのネックバンド先輩には「WI-1000X」、「WI-H700」「WI-SP600N」などがあります。

ネックバンド式が左右独立式に勝るところは、装着しやすさや安定感だと思うのです。付けやすいから使いやすい。使いやすいから聞きやすい。タオルを首にかけるかのごとくサラッと持っていけるできる気軽さは、左右独立イヤホンにはない魅力です。

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そこでいうと、「WI-C600N」の付け心地は上々。本体は約34gほどしかなく、首にかかるシリコンの部分はこーんなに曲がるから、装着しやすさはグンバツです。両端に重心があるのでバランスも良く、付けっぱなしで1日過ごせます。「あ、イヤホン付けてたわ」ってくらい。

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バッグやポーチに収納する時はケーブルがバラっとならなければ収まりが良いので、こんな感じですかね。むしろどこかに収納するくらいなら首にかけっぱにしておく方が良いかなと。

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首掛け部分から続くシリコンで覆われた両端の操作部分。左手側(写真の上側)で再生や音量を、右手側(写真の下側)でノイズキャンセリングやアンビエント(外音取り込み)を操作します。よく触るであろう音量部分は、指先の感覚だけでわかるようになっています。充電はType-C端子。

ノイキャンはほどほど

さて、ウリの1つであるノイズキャンセルですが…効きは弱めです。交差点に面した喫茶店の店内で使用して、エアコンや外の車の音はカットできるけど、大きめのダクトのノイズや店内BGMは残る程度。静寂とは程遠いです。「WH-1000XM3」や「BOSE QuietControl 30」のノイキャン力を100としたら、35〜45くらいかな。

でも、このほどほどのノイキャン力、僕は嫌いじゃない。強力なノイキャンって周囲の音が聞こえなさすぎて変な感じがするんですけど、「WI-C600N」のノイキャンは背景的な雑音だけをキャンセルしてくれる。静寂にはならないけど、うるさく感じるレベルの音は消せるので、結果的に自然なノイキャンになってますね。わりと結果論ですけど。

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外音取り込みはノーマルモードボイスモードの2種類。それなりに差はあるけど、歴然と違うってほどじゃあないです。なんなら自分に向かって話しかけてくる声くらいならノイキャン状態でもなんとか聞こえます。

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アプリ「Headphones Connect」からは、ノイキャン設定のほかイコライザーの調整も可能。歯車マークをタップすると、グラフィックイコライザーの最低域である400Hzより下の音域を強調できるCLEAR BASSがいじれます。80Hz付近ですかね? ヤスタカサウンドのキックはバチコーン出せるけど、ロック系で上げすぎるとモコってくる感じ。

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ノイキャンやEQなどをまるっと踏まえると、音質面はいたって良好。イコライザーは基本フラットかCLEAR BASS+3で聞いてみましたが、可もなく不可もなく色んなジャンルを楽しめました。「お〜」はないけど「ん〜?」も無い。でも「良い音じゃん」といえるレベル。ノイキャンは常時オンで良いと思います。

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接続性については、中央線の吉祥寺駅構内でも音切れなし。ヨドバシカメラで一度だけ切れましたが、信頼できるレベルと言って良いでしょう。気になる人はアプリで接続優先モードにすれば、コーデックをSBCに固定する代わりに接続強度を上げることができます。

モノに1万円オーバー感は無いっす

じゃあ気になる部分、見ていきましょうか。まずはバッテリー。通常最大7.5時間、ノイキャン使用時最大6.5時間です。Amazonでネックバンドイヤホンと調べて上位に出てくるSoundPEATSのイヤホンは、ノイキャンも使えて最大20時間再生できます。で、値段は倍くらい安いという。

倍安くて倍以上のバッテリーと言われたら、音質やノイキャン性能などを踏まえても、SoundPEATSを選ぶ人もいるでしょう。ネックバンドイヤホンのサイズなら、せめてバッテリーはもうちょっと頑張ってほしかったですね。オープン価格だと1万5000円以上してたみたいですし。

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シリコン以外の本体デザインについて触れてませんでしたが、かっこよくはないです。軽いのは良いとして、プラスチッキーさがどうにも安っぽい。これは僕が使ったグレーよりも、ブラックやブルーならマシに見えるかもしれません。値段を思うともう少し所有欲を満たしてくれるデザインなら嬉しかった。

ノイキャンに関しては物足りなさがそのまま製品のグレード分けになってると思えば、特に不満はなし。値段相応ですし、このレベルが耳に合う人もいると思います。もっとキャンセルしたかったら、もっと良いのを買いましょうね。

バッテリー以外過不足なし。エブリデイ一緒にいれるイヤホン

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ズバっと充電ケーブル抜いて、ファサっと首にかけて、ガチャっと玄関を出てゆく。「WI-C600N」は、そうした日々のルーチンに組み込みやすいイヤホンです。雑にカバンに突っ込んだり、とりあえず感覚で首にかけておいたりと、スマホとセットでどこにでも持ち出せるでしょう。音も妥協してないし、ノイキャンもオマケ以上の性能はあります。

言ってしまえば、ハイクオリティな普通みたいなイヤホンなので、劇的な何かを期待するべきではありません。音質はワイヤレスイヤホンの値段帯で見れば良質ですけどね。「使いやすくて音が良いネックバンドイヤホンが欲しい」って人にはオススメしたいけど、「とりあえずネックバンドイヤホン欲しい」という人には他の選択肢も、という感じです。

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結論は、ネックバンドの使いやすさを充分に引き出したイヤホン(バッテリー除く)。左右独立イヤホンの、便利ではあるけど煩わしくもある部分が気になってきた人は、揺り戻し的にネックバンド系が気になってきたはず。かといって2万円とかすると雑に扱えないし、これくらいの値段と性能がちょうど良いところかなーと。使いやすさは正義です。

Source: WI-C600N, AppStore

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