さらばにおう水筒。ボタンひとつで水を殺菌する水筒「LARQ」レビュー

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  • author 中川真知子
さらばにおう水筒。ボタンひとつで水を殺菌する水筒「LARQ」レビュー
撮影:中川真知子

水おいしー!

なんだか水筒が臭う。なんというか、水筒の中の水が臭うみたい? 確かめるように、水を飲む前についクンクンしてしまう。そんな経験ありませんか? 私はありました。特にプラスチックの水筒を使っていた時です。お茶の残り香がするし、なんかこう...雑菌が繁殖している感じがする。

あ! これを読んで「ヤベー、あいつの水筒の水は臭うらしい。もう近づくのやめよ」とは思わないでください。多分、大多数のプラ水筒使いの人の水筒、等しく臭ってますよ。

このくさい水筒問題を解決すべく作られたのが、自洗浄水筒「LARQ」。ボタンを押すだけで、内蔵された280nm UV-Cライト水中のバクテリアの99.999パーセントを殺菌してくれるのだそうです。クラウドファンディングで資金を呼びかけて生まれたガジェットで、私もキャッチーでポップな動画に惚れてゲットしたんですよ。

3ヶ月ほど使ってみたので、レビューしますね〜。

The LARQ Bottle

これはなに?:殺菌機能付き水筒

値段:95ドル(約1万500円)

好きなところ:水が冷たく美味しく感じられるところ

好きじゃないところ:持ち運びするには重すぎる(ランニングになんて絶対無理)

本当に臭いません

到着してからほぼ毎日使っていますが、丸一日洗わなくても水は臭いません。水筒に鼻を突っ込んで嗅いでも嫌な感じはまったく無し。

公式サイトによると、キャップに内蔵された280nm UV-Cライトが水中バクテリアを99.999パーセントKillしてくれるそうです。目で確認できるわけでないので実際どうなのかわかりませんが、臭いに関して言えば無臭です。

TheLARQBottle_Button
フタのボタンを押して60秒待つだけ
Photo:中川真知子

構造上、UVライトが水筒の中の水にしか当たらないようになっているので、口をつけて飲む部分まで殺菌できているかわかりません。しかし、その飲み口すら丸一日経っても無臭です。

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フタの中央のUVライトが紫外線を発する。バクテリアは死ぬ。
Photo:中川真知子

私は衛生面が機になるので、水を入れ替えるタイミングで水筒を洗っていますが、ユーザーの中には「まる1週間洗わずボタンだけ押してる」という猛者もいるみたい。そんな彼女たちも「無臭」を喜んでいるみたいです(彼女たちのフォローアップ動画が見つからないので、洗わないことで健康被害があったかどうかまではわかりかねます)。

充電は月に1回でオッケー

公式サイトによると、充電は月に1回程度だそうです。我が家の場合、頻繁にボタンを押しているのでバッテリーの消耗が早く1週間に1回のペースで充電しています。

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フタ部分に付属のUSBケーブルをキャップにさして充電します
Photo:中川真知子

臭わないだけでなく、水がとても美味しい

臭いが嫌で手に入れたLARQですが、実際に使ってみると臭い以外にもメリットがありました。まず、水がとても美味しく感じるんです。理由のひとつに、温度が関係していると思います。水を入れるとぐんぐん温度が下がるんです。殺菌するしない関係なく、ヒンヤリした水は美味しい。

試しに、愛用のチタンボトルで温度の下がり具合を比較してみました。

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水温上がりました
Photo:中川真知子

水を入れた時点でおそらく16.5度くらいだったと思います。ちょっとだけ上がったのを確認しました。

次はLARQ。ぐんぐん下がります。

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ぐんぐん下がるんです
Photo:中川真知子

同じ水道水なのですが、LARQはチタンボトルと比較して1度も下がりました。飲んでみると温度差をはっきりと感じます。これについては他のユーザーも言及しているので、私だけが冷たく感じているのではないみたい。

公式によると、冷たい飲み物は24時間冷たさをキープ暖かい飲み物は12時間暖かさをキープしてくれるのだそうです。私は水しか入れていませんが、単なる水道水を入れただけでもこんなに美味しいのだから、キンキンに冷やした麦茶とか入れた時には、どれだけ美味しく感じるのだろうと夏の訪れが楽しみになります。

デメリットは重さ

難点はその重さです。私は身軽を好み、特に水筒は軽いものを選んで購入しています。ステンレス製品でアレルギーが出るので、水筒と魔法瓶はチタンを使っています。そのため、余計にLARQが重く感じます。

とりあえず愛用のボトルを比較して測ってみました。

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左:LARQ 真ん中:チタンTi22魔法瓶 右:チタンTi22水筒
Photo:中川真知子
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まさかの390g
Photo:中川真知子
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かなり軽く感じる275g
Photo:中川真知子
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重さが気にならない155g
Photo:中川真知子

これ、全部水を入れていない状態です。水筒だけで390gですよ。水を入れて測ってみましょう。

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わかっていたけど!!!
Photo:中川真知子

890g! わかっていましたけどね、500ml増えたら890gになることぐらい。それでなくてもガジェットやカメラや周辺機器やら手帳やらでバッグがパンパンなのに、水に890gはナイ、ナイ、ナイ。

車通勤とか、オフィスに置きっ放しにするとか、家の中で使うならいいですが、常に持ち歩くのには不向きです。ジョギングに持って行くなんてもってのほかです。

夜中の水分補給に最適

私的に持ち運びに適さないと判断したので、LARQは夜中の水分補給用に使っています。

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枕元に置いておけば夜中でも水分補給できる
Photo:中川真知子

6歳の息子が夜中に起きて水を欲することがあるのですが、枕元に水差しとコップを置いておくのは、こぼされやしないかちょっと心配。かといって、普通の水筒では寝ている間に雑菌が繁殖してしまいます。そこで大活躍するのがLARQ。飲む前にボタンを押せば雑菌を殺してくれるので、お腹を壊す心配もありません。この重さのおかげで、少し触れたくらいでは倒れないのも助かっています。

まとめ

・本当に臭わない

・今までにないほど水が美味しく感じる

・でも重すぎる 移動には不向き

・寝ている時に枕元に置いておく水筒として最適

LARQは95ドル。現時点で完売ですが、興味があれば再入荷を待ってみるといいかも知れません。

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