おいおい、マジかよ…。
といった衝撃パないです。だって、あのルンバが2万7799円ですよ? 値付け間違ってませんよね? とも勘ぐりたくなるびっくりルンバ、現時点ではAmazon限定販売モデルとなる「ルンバ 606」が登場しました。
この値段で勝負してくるって、iRobotはいよいよ本腰入れて、エントリーラインからハイエンドまでのすべての価格帯でルンバによる支配を狙って来てますね…。
ひょっとしてAmazonでよく見かけるアジア圏のロボット掃除機メーカーが、軒並み裸足で逃げ出してトホホホホする事態になるんじゃない? といったドキドキ感があります。
いや、でもスペック見ないとわかりませんね。よーく見ていこう!
「ルンバ 606」はオーソドックスなお掃除アプローチ

メインブラシは最近のモデルに搭載されているラバーではなく、髪の毛が絡みやすいブラシ形状。クリーニングシステムも、最新の「AeroForce 3段階クリーニングシステム」ではなく、旧世代の「3段階クリーニングシステム」です。

マッピング機能による効率の良い掃除もできません。同じ場所を複数回通ってキレイの平均値を上げていくというアプローチです。そして、Wi-Fi接続・アプリ機能についても無いようです。ふむ、全体的に見ると搭載されているテクノロジーは2世代前くらいのものですね。
どっちかというと、普及価格帯を狙ったという「ルンバe5」の廉価版ではなく、エントリーモデルの「ルンバ643(3万2270円 )」が更に安くなったAmazon専売モデルな感じかな? 「ルンバ643」では標準搭載されていた、進入禁止エリアを設定できるバーチャルウォールが別売りとなっていますけど、それにしても安いね!
ルンバ3万円以下は果たして買いか?
ロボット掃除機、今はルンバに限らずさまざまな選択肢があります。そして、この世代のルンバの特徴って、Amazonでよく見る格安ロボット掃除機とも似ているのですが、個人的には走破性に関してはルンバの方が力強くて段差に強い! と感じています。なので、僕が3万円渡されたとしたら、2万7799円の「ルンバ 606」を選ぶと思う。
一方で、5万円渡されたら、さらに4000円拝み倒して、技術世代の新しい「ルンバe5」を選ぶかも。マッピング機能は無いけど、上位モデルに近いクリーニングシステムで吸引力もあって、メンテナンスも楽ちん。それで5万3870円は頑張っている値付けなんですよね。
でも、この春からの新生活で、安くていいからロボット掃除機が欲しい!という人、ロボット掃除機による時間の節約・効率化を試してみたいという人は、この諭吉3人(もしくは栄一3人)でお釣りが来る「ルンバ606」は最初のルンバとしてカジュアルに試せる1台であることは確か。まずはこれからルンバはじめてみる。ってのはアリ寄りのアリだと思います。
ほら、1年使ったとしても1日76円。それで自宅・自室の掃除をこいつに任せられるならさ!
ちなみに、Amazonの販売ページから購入する場合、クーポンコード「606500OFF」を入力すると500円引きになります(「お支払い方法確認画面」などで入力することで割引が適応されます)。
Source: Amazon.co.jp
2019年4月11日13:15 モデル名の一部に誤りがありましたので、修正しております。