プラスチックみたいに空気や水を通さない「紙」、実用間近

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  • author 小暮ひさのり
プラスチックみたいに空気や水を通さない「紙」、実用間近
Image: 王子ホールディングス

包装のテクノロジー、着実に進んでいます。

王子ホールディングスが開発した「SILBIO BARRIER(シルビオ バリア)」。これは、プラスチック素材に替わる、ユニークな機能を備えた新しい紙素材です。

それが、外部からの酸素や水蒸気などの侵入を防ぎ、内容物の香りや水分を保つという「バリア性」を持っている紙であるという点。

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Image: 王子ホールディングス

「SILBIO BARRIER」の構造がこちら。

王子の水系塗工技術を使って、 紙基材にバリアコート層を付与。このバリアコート層が、外気からの酸素・水分・香気の侵入を抑制すると共に、内容物からの水分・香気の発散も防いでいるそうな。この特性によって、PETやナイロン素材に変わるバリアフィルムとして利用できるとのこと。

思いつく限りですと…そうですね。お菓子などの食品包装や、入浴剤、洗剤、化粧品、電子機器の包装などにも使える…かな? 他にも身の回りの色々な場面で活躍しそう。しかも、これ。パルプに戻る性質があるので、古紙として再利用できるんですって!

現在、「SILBIO BARRIER」はサンプル提供を開始している段階ですが、近い将来、さまざまな包装がこうした再生可能な素材へと置き換わっていきそうな気がすよね。リサイクルの概念、やっぱ大事だと思うわ。

Source: 王子ホールディングス via 日本経済新聞

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