これでSkypeをまた使うきっかけになるかも?
Apple(アップル)のVNC(バーチャル・ネットワーク・コンピューティング)や、WindowsのリモートデスクトップといったPC画面を遠隔で見れる機能は、出先から自分のPCのデータを閲覧したり、子供のPCの諸問題を手助けしたりと、あるとかなり便利です。
そんな機能が、元祖チャット・アプリのSkype(スカイプ)のにもやってきました。iOS/AndroidのSkypeアプリの最新バージョンでは、端末の画面をシェアできる「スクリーン・シェアリング」機能を搭載します。タップひとつで画面をシェアできるので、同僚にパワポの画面を送ったり、夫婦や恋人にネット通販で購入を迷っている商品を見てもらったりと、いろんな用途が考えられます。
MicrosoftはSkypeに力を入れてるみたい
親会社のMicrosoftは、ここ数カ月の間、Skypeのアップグレードに精を出してきました。たとえば同時にチャットできる人数が50人に対応したり、ビデオ・チャット時には背景をAIに自動でボケさせるという便利機能が使えるようになりました。そして新しく追加されたのがこのスクリーン・シェアリング機能というわけなのです。
一番使えそうな場面は?
この機能は、たとえば遠く離れた親や高齢者にスマホの使い方を伝授するときなんかに便利そうですよね。設定画面のイジり方やデータの送り方など、どこをどうタップするのかなんて、電話越しに説明するだけじゃ伝わらないことが多々ありますからね。ホントは相手のスマホを遠隔操作するのが一番手っ取り早いのかもしれませんが……この機能はそれに次ぐ最良の解決策となることでしょう。
いつから使える?
スクリーン・シェアリング機能は現在、8.3ベータ版にて利用できるとのこと。もし今スグ試してみたい場合は、インサイダー・プログラムに登録する必要があります。
とはいえ正式なバージョンは今月中にリリースされるそうなので、最長でもあと2週間待てば使えるようになるでしょう。しばらくSkype離れをしていたユーザーが、また使うきっかけになるかもしれないですね。