新人ミュージシャンを発掘するTikTok新プログラム「Spotlight」。金銭的にもちゃんと還元してくれるのかな?

  • author Jennings Brown - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
新人ミュージシャンを発掘するTikTok新プログラム「Spotlight」。金銭的にもちゃんと還元してくれるのかな?
Image: Victoria Song/Gizmodo US

どんな新人が選ばれるでしょうか?

TikTokで見られる投稿の多くは音楽が絡んでいます。たとえそれが、コメディー調のパフォーマンスでも、流行の真似事でも、コスプレでも奇抜なアートでも、ほぼ音楽が流れています。このアプリは元々リップ・シンキング(口パク)の投稿を楽しむものなので、音楽の使用や流用が推奨されているのです。

そして運営は、このアプリの特性である15秒動画に、もっとたくさんの音楽をもたらそうと考えています。それも彼らなりの、のど自慢大会みたいな番組を立ち上げて、です。

その名は「Spotlight」

このプログラムは「Spotlight」と名付けられ、現在は日本韓国のユーザーにのみ利用が可能となっています。TikTokいわく、このタレント・バトルは3ラウンド行なわれるとあり。第1ラウンドでは100組のミュージシャンが選出され、第2ラウンドで18組が、第3ラウンドでは5~10組が勝者として勝ち残ると説明しています。

エントリーサイトによりますと、応募期間は4月5日から5月31日までで、勝つためには使用回数や再生回数、そしてシェア数といった人気と、音楽家、パフォーマー、プロデューサーなど業界に精通した審査員たちの意見が反映されるとあります。最後に残ったミュージシャンには、音楽制作の支援や、著名スタッフやミュージシャンたちとのコラボレーション、それにメジャーデビューや音楽フェス、音楽番組などへの出演といった賞品が待っています。

彼らは21社のレーベルや出版社らとパートナーシップを結んでいるとのこと。そして「Spotlight」は勝者たちは、音楽業界を牽引する人たちに、直接露出する機会を与えられるのです。

応募方法は、TikTokアカウントを取得し応募規約に同意の上、指定の応募フォームより必要な情報を入力し、楽曲をアップロードします。そして各ラウンドの通過社は、主催者から連絡が来る流れになっています。

不明なこともいろいろ

このコンペについて、TikTokはすべてをハッキリ明示していません。参加者が応募する楽曲への権利や、損失補填、それにほかの国々でも同じコンペ番組を展開するのかなど、細かいところは不明のままです。

billboardでは、最近ラッパーのLil Nas Xが歌う『Old Town Road』が、TikTokで流行ったことでビルボードのチャートで15位まで上昇してきたことを挙げており、TikTokが強力なプロモーション・ツールとして機能することを証明しました。とはいえ、「Spotlight」の勝者がどこまで、TikTokから利益を分け与えられるのかなどの話も不明なままです。


実力のある者が地位と名声を得ても、お金にならないんじゃトホホですよね。まずはコンペの行く末を見守るとしましょう。

Source: TikTok via TechCrunch, Spotlight, billboard

    あわせて読みたい

    powered by