バットマンの宿敵の単独作はかなりの異色に。『ジョーカー』予告編

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  • author 傭兵ペンギン
バットマンの宿敵の単独作はかなりの異色に。『ジョーカー』予告編
Image: ワーナー ブラザース - YouTube

笑顔が妙にコワい。

海洋アドベンチャー大作だった『アクアマン』も素晴らしく、公開の迫る『シャザム!』も楽しみなDCコミックスの原作の映画。そんな中、かなりの異色作となりそうな映画『ジョーカー(原題)』の予告編が公開されました。

バットマンの宿敵・ジョーカーの誕生譚

1981年のゴッサム・シティを舞台に、うだつの上がらないコメディアンのアーサー・フレックが心を病み、殺人鬼ジョーカーになっていく姿を描くという今作。今までの映画版と異なる凄まじい悲壮感をたたえたジョーカーという描き方にゾクゾクしてきますね!

バットマンは登場しなさそうですが、どうやら映像の1:47あたりでジョーカーに無理やり笑顔にされている子供が若いブルース・ウェインとのこと。その父、トーマス・ウェインは1:41あたりにTVで登場している人物。なんだかもしかすると、その死に関連しそうな感じがしてきますね...ジョーカーがバットマンを生み出すという話になるのか

それにしても主演のホアキン・フェニックスが凄い。彼はアカデミー賞を受賞する名優であるだけでなく、突然歌手への転向を宣言して2年もの間に奇行に走るも、実は超大掛かりなドッキリで、その様子をドキュメンタリー映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』として公開したというとんでもない狂気の経歴の持ち主。まさにジョーカーに適役。

今作の脚本はマーティン・スコセッシの映画『キング・オブ・コメディ』にかなり影響を受けているとのこと。『キング・オブ・コメディ』は、コメディアン志望の男が有名人になれるという妄想に取りつかれ、現実と妄想の区別がつかなくなって暴走していくという物語。まさにこの『ザ・ジョーカー』もそういう路線っぽいですよね。

ちなみにその『キング・オブ・コメディ』で狂気のコメディアンを演じたロバート・デ・ニーロが今作ではトークショー司会者役で出演。『キング・オブ・コメディ』の主人公はあこがれのトークショー司会者に出会ったことをきっかけとして狂っていくので、これはかなり直球なオマージュとなっています。

ワーナーは『マン・オブ・スティール』から始まり着実にユニバースを構築してきていますが、今作はそのユニバースには属さない単独作という位置づけ。DCやマーベルのコミックスは、1つの大きな世界を舞台にしていることでも有名ではありますが、実のところ本筋の世界とは切り離された読み切り(短編)的な作品もたくさん展開しており、今作もまさにそういった作品と同じなのでしょう。

個人的には巨大なユニバースも好きな一方で、お馴染みのキャラクターのストーリーに大胆な解釈や新要素を盛り込んで展開する短編も好きなので、これは楽しみ。より一層、映画の展開方法がアメコミっぽくなってきてるとも言えるわけで、ワクワクします!

映画『ジョーカー』は日本では2019年11月公開予定。

Source: YouTube

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