陸・空 両用のトランスフォームするハイブリッド・ドローン

  • author 岡本玄介
陸・空 両用のトランスフォームするハイブリッド・ドローン
Image: zarrouk lab/YouTube

このプロトタイプ感が心くすぐる...。

イスラエルにあるネゲヴ・ベン=グリオン大学が、翼が可変して陸上と空中を自由に、かつ効率的に移動できるドローン「Flying STAR」を開発しました。

そもそも移動手段として重力に逆らって宙に浮かせるのは、かなりのエネルギーを消費します。転がるだけの車輪と比べると、歴然の差ではないでしょうか。

そして輸送や偵察など幅広い用途で使われるドローン。これも浮遊して移動させるので、車両型のメカよりエネルギーを食うわけです。特に様々な環境に適応させて動かそうとすると、飛ぶだけよりも、必要に応じて地面を移動した方が効率的なのです。

Video: zarrouk lab/YouTube

斬新なモーター機構

hackster.ioによりますと、この「Flying STAR」を作ったのは、学内にある生物学由来の医療ロボティクス研究所とのこと。ひとつのモーターでプロペラと車輪の両方を駆動させるのが、とても斬新ですよね。効率化を追求したひとつの形なのだと思います。

翼は水平なら飛行形態に、下向きに折れば4輪車形態にトランスフォームする便利なもの。これで起伏が激しかったり高い場所を飛び越え、平坦な自動車の下などを潜り抜けられるのです。

性能はなかなかのもので、動画の説明いわく飛行形態なら15m/s、4輪形態なら2.6m/sで走行できます。荷重は400gまでの物を載せて飛べる力持ちですが、使用時間は20分とチョイ短めでしょうか。

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Image: hackster.io

身も蓋もありませんが、平たくいうと空も陸も走れるラジコンって感じですよね。トレーラーの中から小型ヘリが飛ぶものや、可変型水陸両用ラジコンよろしく、玩具として出たら絶対欲しいやつです。トランスフォーム最高!

Source: YouTube (1, 2, 3) via hackster.io

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