※この記事は2018年07月31日に公開された記事の再掲載です。
はじめから汚さないという発想。
スコッチ・ブライトより、新製品のスポンジ「スクラブドットスポンジ キズをつけないタイプ / ハードな汚れを落とすタイプ」が発表されました。
スコッチ・ブライトといえば、赤い水玉とエプロンのお姉さんが目印の定番ブランド。スポンジもたくさん販売していますが、今回は「新発想のキッチンスポンジ」と謳うのですから、一体どのへんが新発想なのか。というかスポンジの新しさって何なのか、気になる!

今回発表された「スクラブドットスポンジ」は、汚れとニオイ、すなわち衛生面に革新をもたらすスポンジ。簡単にいいますと、「汚れないスポンジ」です。使ってるうちに汚れを含んでいくのはスポンジの宿命でしたが、そもそもスポンジを汚れないようにすれば良いという発想なワケですね。
ドットが配置されたファブリック面には汚れ離れをうながす特殊加工をほどこし、従来品より9倍も繊維の量を増やして目を詰まらせてあります。これにより、スポンジの大敵であるカレー汚れさえも、水で洗い流せてしまうんです。

どーですかこれ。カレーがサラっと落ちている! 拭いた後に残る食べかすなどの固形物は従来品に比べると1/5程度とのこと。
ファブリック面は、ややざらっとした堅めの手触り。使い勝手そのものは普通のスポンジと同じで、洗剤もしっかり泡立ちます。でも、普通のスポンジって一度でもカレー鍋と戦うとカレー属性が付いちゃいましたが、コレはそんなことはなし。シチューや酢豚なんかのどろり濃厚モノにも心強そうですよ。

オレンジ色の方は食器などに傷がつきにくい柔らかタイプで、緑色はコゲに強いハードタイプ。それぞれ研磨性能が異なりまして、ドットの柄パターンも異なります。両方ドットの数は500以上あるんですって。
近年はスポンジの衛生面を気にする人も増えているそうで、今年のように暑い夏だと雑菌の繁殖も気になるところ。とはいえ、スポンジを毎日煮沸したり漂泊したりするのが億劫なのも事実。本来汚れるであろうモノを汚れないようにするアプローチは、「スポンジ革命」と呼ぶに相応しいやもしれません。
繊維だけでなく、3Mの技術もギュっと詰め込まれた「スクラブドットスポンジ キズをつけないタイプ/ハードな汚れを落とすタイプ」は、オープン価格で2018年8月24日(金)発売予定。いやー、スポンジにもまだアップデートの余地があったんだなぁと感動しました。
Photo: ささきたかし, ヤマダユウス型(ヤマダユウス型)