シャワースペースが狭いなら無理やり広くしてしまえ! シャワーカーテン「Aircurv」レビュー

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
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  • たもり
シャワースペースが狭いなら無理やり広くしてしまえ! シャワーカーテン「Aircurv」レビュー
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

その手があったか…。

都会の住宅事情ならではの問題といえば狭いこと。特に浴室は浴槽とトイレ、洗面台はひとまとめにされることもあり、窮屈になりがちな空間です。狭い空間をなんかして少しでも快適に使いたいという気持ちは外国の狭小住宅に住まう人も同じ。バスとシャワーが一体になった西洋式バスタブ用に、シャワースペースを広くするシャワーカーテンThe Aircurv」が開発されました。

さっそく試してみた米GizmodoのAndrew Liszewski記者によるレビューをどうぞ。


狭いアパートやマンションに住んでいるなら、ウォークインシャワーが設置されるほどの広さがあるとは考えにくいもの。お風呂タイムは入浴もシャワーも窮屈なバスタブですませるかもしれませんが、必ずしもそうである必要はありません。空気注入式の膨らむカーテンAircurvがあれば、肌にプラスチックのカーテンが張り付くことなく、広々と体を動かせるようになるのです。

Aircurv Inflatable Shower Curtain

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これは何?:シャワースペースを広くしてくれる、空気注入式の膨らむカーテン。

価格:20〜25ドル(日本価格およそ2,200~2,800円)

好きなところ:狭いバスルームがいっぱいにならないよう、簡単にひっこめることができる。

好きじゃないところ:膨らますのは結構大変。

Aircurvを設計したのは、アメリカ国防総省のサイバーセキュリティコンサルタントを務めるStuart McLeod氏。そんな業種とシャワーカーテンという単純なモノの改良なんて結び付きませんが、同氏は熱心な船乗りでもあって、セイルを翼型そして空気力学的にするために加えるファイバーグラス製のバテン(帆の形状を整えるための柔軟性がある板)を、バスタブと一体型のシャワーにも利用できるんじゃないかと考えたんだとか。

しかし、セーリングはお金のかからない道楽ではありませんし、同じファイバーグラスのバテンをシャワーカーテンに使えば、20ドル以下で買えるような家庭用品の価格を大幅に上げてしまいます。そこでMcLeod氏は廉価な代替案として、Aircurvを空気注入式バテンで作ることにしたのです。

ユニットバス内の空間を広く使えると約束する製品はこれが初めてではありません。以前はCurviというシャワーカーテンを取り上げたことがあります。しかし、McLeod氏は自身のユニークなデザインには、湾曲したシャワーロッドなどの他の製品に勝る利点があると考えています。Aircurvは腕やヒジの辺りといったまさに求めていた部分にスペースを確保してくれて、使用してない時には狭い浴室でも邪魔にならないからです。


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太めのカーテンリングだとAircurvの取り付け穴に入らないかもしれません。それに強化プラスチックで縁取られているので、取り付け穴を広げるのは難しそう。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


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逆止弁がついていないため、Aircurvが硬くなるまで空気を入れるのも、空気が逃げる前に栓をするのも難しい。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)



Aircurvの取り付けは、手持ちのシャワーカーテンに使っているのと同じ12個のカーテンリングを使えば簡単ですが、自宅のカーテンロッドに掛かっていた太めのプラスチック製リングではAircurvの取り付け穴を通らないことが発覚。その結果、カーテンリングの切れ目の細くなっている部分から吊るす羽目になりました。ちょっと不便でしたね。

私たちが試したサンプルは厚さ0.25㎜のプラスチックでカーテン自体に重みがありました。しかし、McLeod氏はいくつかの変更の中で、生産のために準備しているデザインでは薄くて軽量な0.20mmのプラスチックに変えたとのこと。

Aircurvカーテンを吊るすこと自体は難しくありませんが、膨らますのはちょっと大変でした。空気を入れて膨らませるビーチ用オモチャと同じ出っ張ったタイプの空気栓を使っており、空気が抜けるのを防ぐため内側に逆止弁があるようでしたが、私たちがテストした生産前サンプルでは機能しませんでした。口で膨らませる場合、カーテンの硬さを保てるだけの空気圧にするにはある程度の肺活量が必要になりますし、その後空気を逃さないようにすかさず空気栓を閉じようとするのに試行錯誤しました。空気入れがあれば楽だっただろうなと思いましたが、バスルームに置いてないんですよね。

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膨らむと、Aircurvの空気注入式のバテンは結構な場所を取ります。元々狭いバスルームだとなおさら。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


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強く押すだけで、Aircurvの拡張部分はシャワースペースへと引っ込むので邪魔にはなりません。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


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Aircurvの下側は2層になっています。水が漏れないよう内側はバスタブ内に、外側はバスタブ外にいきます。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


Aircurvはバスタブシャワー内の空間を17インチ(約43cm)広げると謳っており、大幅な拡張ではないものの開放感を得るには十分です。濡れていてベタベタしたプラスチックのカーテンが肌に触る感じが嫌いなので、これで触れる恐れがなくなったも同然です。この変わったデザインがために、空気注入式のバテンはシャワー後に少し拭きづらい形状になっていますが、可動式のシャワーヘッドがあれば洗い流せます。

カーテンの出っ張りが簡単に押し戻せるのも、膨らませるというアプローチならでは。McLeod氏は工場からの最初のプロトタイプを手に入れるまではこの特徴が機能するかどうか確信が持てなかったようですが、製品をより実用的にしているデザインの特徴の1つといえるでしょう。

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これはスパ?いいえ、アップグレードした私のバスタブシャワー空間です。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

バスルームの改造アイテムは数あれど、Aircurvほど簡単なものはありません。ビーチボールを膨らませられるなら、これを設置するのに必要なスキルはあるってことです。一つ補足するとしたら、Aircurvはもっとも美しく魅力的なバスルーム改造ではありません。あらゆる点で、見た目よりも機能を重視しています。

AircurvはKickstarterでクラウドファンディング中なので、支援するつもりであればリスクにご注意を。25ドル(約2,700円)から先行予約ができます。シャワーカーテンの価格帯からすると安いですが、Aircurvならバスルームが水浸しにならないだけでなくゆとりあるシャワー空間を得られます。

まとめ

・狭いバスタブシャワーをもっと広々と使えるようにする簡単な方法の1つで、設置にリノベーションは不要

・膨らませると、Aircurvは構造がしっかりしているので、横にスライドさせるのに苦労します。バスタブに入ったり出たりするのは不可能ではありませんが、Aircurvを設置したまま子どもを風呂に入れるのは結構大変かも

・空気が抜けるのを防ぐ逆止弁がなければ、膨らませる工程が一番大変です

・これは美しく魅力的なバスルームのアップグレードではありません。見た目よりも機能面が勝っています

・販売はKickstarterからなので、クラウドファンディング製品を支援するうえでのリスクにはご注意を



Source: Aircurv

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