撮りっぱなしのダメ人生。Googleフォトでついに卒業

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撮りっぱなしのダメ人生。Googleフォトでついに卒業

撮りっぱなしでウン十年。どこに何があるかもわからない絶望の人生が、Googleフォトで一変しました。

Googleフォトは見た目がシンプルなので価値が今ひとつよくわからないけど、パソコン、ウェブ、携帯で写真データを溜めこむだけ溜めこんで整理の後回しが慢性化している人間にとっては、iCloudフォト、Dropboxと並ぶ救世主です。

あ、これ広告記事じゃないですよ。競合と比べてベストという記事でもありません。Googleはターゲット広告を絞るのにデータが必要だからこういうサービスも無料&容量無制限で使わせてくれてるんであって、最近プライバシー保護にやっと本腰あげてきましたけど、便利さとプライバシーがバーターという構図は今も変わらないし、自分はGoogleのAIに写真の整理をまかせたおかげでずっと抱えていた肩の荷が下りたので、あんまりプライバシーは気にならないというだけの話。

デジタルが登場して最初の数年はひどかった

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写真ありすぎ
Screenshot: Gizmodo

フィルムがデジタルに変わって最初の数年は、今思うと本当にひどいもんでした。撮るだけ撮ってカメラ、携帯に置きっぱなし。まとまった時間があるときにUSBケーブルやメモリーカードでパソコンに転送するんですけど、取り込んでからがまた大変で、誰が映ってるか確かめて、タイトルつけたり、いいの1枚選んで削除したり、いくら時間があってもキリがなくて…。

そのうちネットや携帯の通信速度が上がって、何メガピクセルの写真でも瞬時に転送できるようになると、Facebookが広まって、スマホからネットに直接写真をアップする機会も増えて、写真はますます整理不能になっていきました。

あのFlickrも今は…

写真整理の問題を最初に解決してくれたのはFlickrだったけど、Yahooに買収されてからはすっかり失速し、ただのピンボケ投入保管庫に成り下がって、万年赤字の噂が絶えないまま昨春SmugMugに買収され、今年2月にはついに上限1000枚の容量制限が入ってしまいました...(訳者は「1000枚ないし大丈夫」と思ってダウンロードさぼってたんですけど、今開けたらビックリ。「74枚削除しますか?」と「Proにアップグレードして削除を回避」の二者択一になってて自分の写真にアクセスできないの!!!! 大慌てで「You」>「Album」で各アルバムのダウンロードボタンをクリックし、「Creat ZIP file」をクリックして、右上のベル印を押して「 Click here to download your item」で全部バックアップ取ってから、「74枚削除します」ボタンをおもむろに押したら普通にアクセスできました。ほっ…。枚数が多い人はhttps://www.flickr.com/account/ の「Flickr data requested」ボタンを押すと、登録メアドにDL用URLが届きます。写真枚数が1000枚以上と実数の倍に表示されたり、いろいろ泥船感が漂っているので、備えよ常に、ですね…)。

Googleフォト降臨

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Screenshot: Gizmodo

写真はたまりにたまって、ついにはHDDに数十万枚に。中身は、歴代全携帯の写真、友だちがシェア&送ってきた全写真、好きなバンドのアートワークと写真のコレクションなどです。

「いつか整理する」の「いつか」は永久にきません。何度もトライはしました。フォルダーの番号とタイトルを工夫すればいいと、頭じゃわかっちゃいるんだけど、いつも途中で用事が入って振り出しに戻る、それの繰り返し。

Windowsは最新版でも写真のサムネが正常に表示されないことがあるので、1枚1枚開けて確かめるのにも限界ありますよね。そうやって後回しにしている間にHDDの容量も使い果たしてしまって、これだけ何年もトライしてダメなんだからもう永久にダメだ、スマホの自動アップロードが登場する前の写真は全部削除して最初から無かったものとあきらめるしかない…と思い詰めていた矢先に登場したのが、Googleフォトです。

フォルダー数百個の悪夢が瞬時に終わる

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検索も思いのまま。フォルダ数百個の悪夢がウソのよう。顔でも検索できます
Screenshot: Gizmodo

藁をもつかむ思いで、たまりまくった写真と動画をGoogleフォトにほいほいアップロード。これで積年の悩みは一瞬にして消えました。

メリット1:枚数無制限

Googleフォトは何がすごいって、枚数が無制限なことです( 写真は16MP、動画は1080pにリサイズされる 「高品質」を選ぶ場合)。しかも取り込むのは一瞬で、アップロードするとすぐ表示されます。何万枚もの写真を管理する面では、Windows 10のパソコンよりずっと楽。

メリット2:重複ゼロ

2点目のすごさは、重複がないこと。同じ写真が2回も3回もアップロードされると自動的に被った分を削除してくれるんですね。思い入れの強い写真ほど、何度でも鍵かけるみたいに何度でもアップロードしちゃうもんだけど、Googleフォトなら何度アップロードしても3枚も4枚も保存される心配はありません。

メリット3:自動タグ

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場所と日付がタイトルに自動表示される
Screenshot: Gizmodo

タグも全自動なので、フォルダは必要ありません。Gmailみたいに。Googleフォトが自動的に「2018年4月のニューヨーク」、「夕陽」、「スキー旅行」などなど画像から識別してタグ付けしてくれるんです。

タグは日時と場所、次に顔。GoogleのAIは顔の経年変化も追えるので、若いころの写真もちゃんと検索できます。顔写真1枚に名前を付けると、残りは全部その名前に。子どもや彼女の名前を100回も1000回も打ち込む手間もありません。

すっかり忘れていた昔の写真も掘り起こせるのは感動ですよね。誰かの誕生日のお祝いにコラージュをつくって送ったり、ツーショットの思い出フォトだけ検索したりもできます。判別が難しいときは「同一人物ですか?」と聞いてくるので、答えてやると、さらに検索精度が高まります。

メリット4:セルフィ―、スクショも分けて保存

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スクショはアーカイブに移動
Screenshot: Gizmodo

Googleフォトは画像種別でもソートできるので、 スクリーンショットを大量にためこんでるライターには本当に天国です。これは検索するか、Googleのサジェスチョンに従って閲覧します。

デメリット

そんな万能選手のGoogleフォトではありますが、自動リサイズの「高画質」ではなく、「元のサイズ」で保存する場合は15GBの容量制限があって、それを超えると有料になります(Pixel利用の場合は無料)。

Googleに見られるのが嫌な人にはおすすめできないし、Apple 端末の人はiCloudフォトライブラリを使えばほぼ同じことができます。


以上、高速&スマートなGoogleフォトのおかげでHDDに何GBもの空き容量を確保できたというお話でした。

写真整理の挫折感に苛まれてきた年数を思うと、クラウドに手当たり次第にぶっこんでGoogleフォトにまかせられるというのは本当に夢みたいです。憑き物がとれたように心が軽くなりました。

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