頑張れ…頑張れ…!って気持ちになる。小さな犬型ロボットが、3トンの小型旅客機を引っ張るようす

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  • author 岡本玄介
頑張れ…頑張れ…!って気持ちになる。小さな犬型ロボットが、3トンの小型旅客機を引っ張るようす
Image: Dynamic Legged Systems lab/YouTube

開発者たちも我が子を見守るような表情。

かれこれ9年近く、イタリア工科大学内のダイナミック・レッグド・システムズ研究所(DLS)が、トルク制御油圧4脚ロボット「HyQReal」の研究を続けています。

その「HyQReal」が満を持して、重量3,300kgある小型旅客機、Piaggio P180 Avantiを引っ張るデモンストレーションを行ないました。はい。ただ引っ張るだけなんですが、ロボットを応援したくなる動画となっています。

Video: Dynamic Legged Systems lab/YouTube

IEEE Spectrumいわく、「HyQReal」のスペックは全長1.33mで全高90cm、重量は130kgで視覚用と制御用の2台のコンピューターが搭載されており、今回のデモのためにゴム製の特注靴底を装着しているとのことです。

パワー系4脚ロボ

4脚の犬型ロボットといえば、これまでにもBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)の「SpotMini」や、チューリッヒ工科大学の「ANYmal」、それにMITの「Cheetah 3」と弟分の「Mini Cheetah」なんてのもいました。どれも軽快なステップやバク宙を披露したりと、身軽さをアプールするものが多かったのですが、力強さをアピールするのは まだ「HyQReal」が唯一無二では?

そもそもこうしたロボット犬は、災害救助など緊急時に人間を支援するのが目的で作られています。俊敏性は別のロボットに譲り、ステータスを強さに極振りするロボットがいても良いですよね。上手く連携できれば素晴らしい活躍を見せてくれそうです。

旅客機を牽引するといえば

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Image: Qantas/YouTube

ちなみに以前には、Teslaの「Model X」ボーイング787旅客機を牽引してギネス世界記録を樹立したことがありました。……が、あれはそれ相応のトルクがある自動車ですし、動力を地面に伝えるタイヤは常に接地して最も効率の良い動きをします。

ですが「HyQReal」は、地面から離れて着地して蹴ってを繰り返すので、力学的な効率はかなり悪いと思うんですよね。にもかかわらず、このパフォーマンスが凄いです。

Source: YouTube, Dynamic Legged Systems via IEEE Spectrum

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