【iPhone成長記④】2010年のiPhone:名称が「iOS」に。Retina(網膜)ディスプレイの美しさよ… #そろそろWWDC

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  • author 小暮ひさのり
【iPhone成長記④】2010年のiPhone:名称が「iOS」に。Retina(網膜)ディスプレイの美しさよ… #そろそろWWDC
Image: Apple

美しいモデルチェンジ、流行ったジョブズ持ち。

iOSの最新バージョンや今後の新機能が語られる可能性があるApple(アップル)のWWDC 2019に備え、当時のiPhone、iOSの機能を振り返るこのシリーズ。今回は2010年デビューのiPhone 4に搭載された「iOS 4」にスポットを当ててみました。

個人的には326dpiという、Retinaディスプレイの美しさに息を呑んだ記憶がありますが、OS側の進化も凄まじい時代でした。

マルチタスク機能の追加! 時代は「OS X iPhone」から「iOS」へ

OSの名称が「iOS」へと変わったのもこのタイミングでした。WWDCでは、iOSでは実に100以上の新機能があることが告げられましたが、それはあながち誇張表現ではなく、そのくらい変化が大きなOSだったように思えます。

まずOSのベース設計で大きな変化が「マルチタスク」の導入です。バックグラウンドのアプリは待機状態になり、次回呼び出す時に再びアクティブ化されるというもの。なおかつ、バックグラウンド中でもAPIを利用すれば、通知などは受け取れます。今では当然の機能ですけど、初めて公式に実装されたのがこのタイミングだったんですね。

ちなみに、Appleいわく、現iOSでは待機アプリは終了させないほうがバッテリー持ちがよくなるらしいです。

アプリをまとめるフォルダ機能の追加

iOS4から実装されたのが「フォルダ」です。

そう、iOS4まではフォルダ概念がありませんでした。アプリをインストールするとホーム画面に並ぶだけで、当時のiPhoneユーザーはホーム画面はアプリだらけ。壁紙よりもアプリが占める面積のほうが多いよ!問題に悩まされていたのです。

不要なアプリは削除すれば? うん、わかる。でも、いつか使うかもしれないから…。と取っておきたくなってしまう。それがアプリです。当時はネットワーク環境もそんなに良くなかったので、アプリの拾い直しというのもハードルが高かったような気がします…。

セルフィーカメラを搭載、「FaceTime」の衝撃

iPhone 4では初めてセルフィー用のカメラが搭載されました。これは、自撮りを撮って友達に送れるだけでなく、「FaceTime」というiPhoneユーザーには欠かせない、通話機能を支えるものでした。

今ではモバイルデータ通信でもFaceTimeができますけど、当時はWi-Fi環境のみ。当時の3G回線は速度も遅くて、不安定だったのでやむなしというところでしょうね。でも、こうした通信面での制限がありつつも、早期にビデオ通話を提案していたというのは先見の明を感じられます。

えっ、全部無線で送れるの? 「AirPlay」の始まり

ストリーミング再生機能の「AirPlay」が追加されたのはiOS 4.2.1でした。AirPlayはAVメーカーも参入してきて、iPhone上の音楽をAVアンプでストリーミング再生できる。さらにAppleTVがあれば、写真や動画もテレビへとストリーミングできる! と、アーリーアダプターたちは、この手軽で素晴らしいAir体験に胸高鳴ったのではないでしょうか。

今思うと、Apple的にはこの頃から将来的には有線を廃していこうか、という思いがあったのかなー。なんて思ってみたり。今ではiTunesとのライブラリ同期ですら無線化されていますし。いや、さらに言えば音楽はiPhoneに転送するものじゃなくて、クラウドから降ってくるものになりましたしね。

ああ、そうだ。

最後に話がそれますが、バーに置き忘れられた開発版iPhone 4を巡る騒動が起こったのもこの時でした。ギズモードとしても思い出深い端末ですね。でも、今ではイベントに招待されるくらい仲良しです。


こうしてiOS4とのメモリアルは書ききれないくらいたくさんありますが、新しいiOSの機能が発表されるであろうWWDC 2019。ギズモードでは日本時間の2019年6月4日深夜2時から、おなじみのリアルタイム更新でイベントの様子をお届けします。ちょっと夜更かししながら一緒に盛り上がりましょう!

Source: Apple

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