【iPhone成長記⑤】2011年のiPhone:パソコンから巣立つ時がきた #そろそろWWDC

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  • author 三浦一紀
【iPhone成長記⑤】2011年のiPhone:パソコンから巣立つ時がきた #そろそろWWDC
Image: Apple

母さん、僕、家を出るよ。

iOSの最新バージョンや今後の新機能が語られる可能性があるApple(アップル)のWWDC 2019に備え、当時のiPhone、iOSの機能を振り返るこのシリーズ。今回は2011年のWWDCでデビューした「iPhone 4S」、「iOS 5」にスポットを当てていきます。

SiriはiOS 5から始まった

この年は、iPhone本体はiPhone 4のマイナーアップデート「iPhone 4S」が登場。この頃の本体は小さくてかわいらしかったですよね。

OSのほうは、本体に比べ大幅にバージョンアップ。200以上もの新機能が搭載されました。今のiOSにかなり近づいた感じがあります。

iPhoneに話しかけると操作ができる「Siri」が搭載されたのはこのOSから。登場したときは、「音声で操作するの?」という驚きと戸惑いがありましたが、ネット上ではiPhoneにいろいろ話しかけてその反応を楽しむといった遊びも流行りました。

Siriに難問をぶつけてみました。「HAL 9000って知ってる?」「ドラッグ欲しい」「フ○ックして」...どう答える?

https://www.gizmodo.jp/2011/10/iphone-4s-test-notes-asking-siri-for-sex-and-drugs.html

このSiriの登場で、AIというものがなんとなく身近に感じられるようになりました。

インターネットが僕らのストレージに!

iOS 5では、「iCloud」が使えるようになりました。これまでiPhoneのバックアップはパソコンが必須でしたが、クラウド上に各種データを保存しておくことが可能に。「iMessage」や「リマインダー」など、iCloud経由で使える機能も登場しました。

iCloudの登場により、iPhoneからだけではなく、パソコンから連絡先メールカレンダーiPhoneを探すiWorksの書類へのアクセスなどができるようになりました。クラウドという技術が一般的に知られるようになったきっかけかもしれません。

iPhoneがマルチメディアの中心になった

iOS 4.2で搭載された「AirPlay」ですが、iOS 5ではミラーリングに対応。これまでは音楽のAirPlayにしか対応していませんでした。iPhoneやiPadで再生している動画や画面そのものをApple TVを経由して大画面で楽しめます。

今では割と当たり前に感じるこの機能も、当時は大きなトピックでした。「このちっこい画面で見てた動画を大きな画面で手軽に見られる!」というのは、結構すごいことだったんですよ。だって、自分のiPhoneが音楽や動画の中心になるってことですからね。

そして僕らは「パソコン」から解き放たれた

iOS 5で地味ながらもかなり大きな変化が、パソコンなしで使い始められるようになったことでしょう。それまでは、自分で新しいiPhoneをアクティベーションするためにはパソコンが必須でした。

それがパソコン不要でアクティベートができるようになり、もうパソコンに頼らなくてもよくなったんです。しかも前述のiCloudも登場したことで、データのバックアップもパソコンが不要になりました。

そう、iOS 5は初めてパソコンに頼らなくなった「巣立ちのiOS」だったんですね。


2011年は東日本大震災があった年。「緊急地震速報」などの機能も追加されました。電話やWebサイトがつながらないというときに、TwitterなどのSNSが連絡手段として注目されましたね。

あれから8年。今年のWWDCではどんな機能が追加されるのでしょうか。ギズモードでは日本時間の2019年6月4日午前2時から、おなじみのリアルタイム更新でイベントの様子をお届けします。お楽しみに!

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