持ってるカギ全部につけたくなりました。
忘れもの防止タグ「MAMORIO」の新製品・新サービス発表会が開催されるとのことで行ってきました。MAMORIOは超コンパクトでUIも一切ないガジェット。進化の余地があるのか…?と思っていましたが、専用アプリに新機能を搭載することで「なくすを、なくす」というコンセプトの強化を図ってきました。どれも便利そう!
MAMORIOは小さなタグ型のガジェットで、できることはBluetoothで自身の位置を通信するだけ。取り付けたものがペアリングしたスマホから離れる(≒自分の手元から離れる)と通知を送られるようになっています。

こんな感じで身の回りの貴重品につけます。忘れそうになっても通知がくるので、忘れものを防げるわけです。
もしなくしてもARで探せる!
肝心のアップデート内容ですが、まずMAMORIOの専用アプリに新機能「カメラで探す」が追加されます。これはMAMORIOが発する電波を検知してAR表示するという機能で、MAMORIOをつけたものの大まかな位置が視覚的にわかります。動画のほうがわかりやすいでしょうね。
忘れもの防止タグ「MAMORIO」のアプリがアップデートされて「カメラで探す」という機能が使えるようになりますよー! 防止タグが発する電波の位置をAR表示!(動画では赤いバルーンで表示されてます)なくしたもののだいたいの位置がわかるので、その辺を探せば見つかるって寸法です。便利そう〜。 pic.twitter.com/iIYz499edh
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) May 30, 2019
カギなんか家の中で行方不明になることがあるじゃないですか。何が困るって「そもそもどこらへんにあるのかさえさっぱりわからない」こと! MAMORIOをつけておけば、この機能でさくっと見つけられそう。
スマホをなくしたときに見つけられる機能

MAMORIOアプリを入れて設定をオンにしておくと、スマホの位置情報をサーバーに随時保存するようになります。仮にスマホをなくしても、PCからウェブアプリ経由でスマホの位置を確認できますし、MAMORIOと提携している駅の遺失物保管所に届けば、その旨をメールで通知してくれます。

見つからなければ買い替えるハメになりますが、MAMORIOアプリを導入しておけばそれを回避できる目がでてきます。いちばんいいのはこの機能は無料で使えるってことでしょう。
あ、無料なのには理由があります。街中でほかの人のMAMORIOとすれちがったときにその位置情報を拾ってMAMORIOのサーバーにアップするようになります。便利な機能を提供する代わりにMAMORIOのネットワーク網を強化するのに協力してね、ってことですね。
この機能は6月中旬までには使えるようになるとのこと。スマホの紛失が怖い人は入れてみてもいいんじゃないでしょうか。
安くなります

また、MAMORIO自体もアップデートされます。電波の飛距離が2倍になり、発信の頻度も1.5倍に。電池寿命も1.5倍です。それでいて、価格は安くなります。前モデルは3,980円だったのが、新しいMAMORIOは2,480円! 1つ買うといろんなものにつけたくなるので、これは嬉しいですよね。
Source: MAMORIO