なんとも奇抜なゲーム機。いや、ゲーム体験。
MacやiOSのアプリを作っているPanicは、ポップな黄色のボディに、モノクロ液晶。方向キーにA・Bボタンという、ポータブルなゲーム機「Playdate」の開発を発表しました。
いまさらモノクロって! と思うかもしれないけど、ちょっとまって! ある意味唯一無二の体験ができそうなんだ。
冗談みたいなクランク搭載

Playdate最大の特徴がおそらく、この「冗談みたいなクランク」。
何に使えるのかわからないし、ハンドルでなければならない理由なんてきっと無いと思うんだけど、薄・軽さ・性能への追求だけじゃなく、一見レガシー的にも思える物理的なギミックがあえて搭載されているあたりにロマンを感じませんか?
どう使うかは、今の所はサッパリわかんないけど、機能紹介にある「単純に、とても楽しい機能です。」というメッセージが全てだと思います。僕も、そう思います。
著名クリエイターが参加
Playdate参加クリエイターは、「釜に入ったオッサンがハンマーを振りかぶって山を登るゲーム」でお馴染みのBennett Foddy氏や、日本からは『塊魂』を生み出した高橋慶太氏の名前もあり、確かにクランクをうまく使いそうだ…。といった期待感もあります。
また、Playdateでは、シーズン1として計12タイトルを毎週1タイトルずつ配信するとのこと。そう、ある朝突然ゲームが届くというのです。
つまり、ゲーム内容を楽しませるだけでなく、ゲームを迎えるというところまで含めての良きゲーム体験を提案している。
そう考えると、デパートにゲームボーイのソフトを買いに行った朝や、順番待ちをしていたゲームがついに貸してもらえた日曜を思い出しちゃってさ、もう嬉しいやら懐かしいやらになっちゃってさ…。
このちっさいモノクロハードが、僕にはキラキラと輝くものに思えてしまってならないのです。
2019年5月23日 18:00訂正:誤字を訂正いたしました。
Source: Playdate