サイコーすぎて、さよならAirPods。Powerbeats Proレビュー

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
サイコーすぎて、さよならAirPods。Powerbeats Proレビュー
Photo: Adam Clark Estes (Gizmodo)

このレビューを待ってた!

ハンズオンから「AirPodsを超える存在」と言われていたPowerbeats Pro。しっかりレビューをいまかいまかと待っていました。米国ではついに発売され、さっそく買った人もいますし、様子を見ている人もいるでしょう。日本のアップルストアでは2万4800円(税別)で6月に発売される見込みです...はやくぅ...。イヤフックが絶賛されているPowerbeats Pro、米GizmodoのAdam記者がじっくり使ってみたのでそのレビューをどうぞ。


見てすぐわかるイヤホンといえば、AirPods(日本では発売時に耳からうどんなんて言われた特徴的な見た目)。そして、それ同等に認識されているイヤフォンといえば、Powerbeatsしかないでしょう。Powerbeatsは、小さなプラスティックの箱にゴム製のわっか、そこからケーブルがでてるという見た目。それが完全ワイヤレスとなったPowerbeats Proで見た目も一新。ものすごくいい。見た目的にも毎日つけて違和感なし、むしろつけていたい! デザインで茶化すところがない!

Powerbeats Pro

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Powerbeats Proとは?:フィットネスに注力した完全ワイヤレスイヤフォン。

価格:250ドル(2万4800円)

いいところ:連携が◯。つけ心地最高。音質素晴らしい。

残念なところ:ケースがデカい。高価い。

250ドル(2万4800円)のPowerbeats Proは、AirPodsをより強くして、フィット感アップさせて、音質向上したアイテム。見た目のデザインも、AirPodsとはまったく異なります。イヤフック型で、外耳道の外側に軽く乗っかる感じ。このフィット感、つけているのを忘れるレベル。装着したら消えたと言っても過言ではないです。レビューしていた1週間、ほぼ装着していることを忘れて過ごしていました。ただ、そのぶんイヤフォンと耳をぴったりとシーリングするわけではないので、遮音性という点では優れていません。実際、通勤で使用しているNYのうるさい地下鉄車内では、外の音に音楽が邪魔されることも。

まずはシームレス連携が便利

Powerbeats Proのディティールを語るには、まず端末との連携のよさについて触れる必要があります。特にApple端末。AirPods第2世代でも採用されたH1チップが搭載されているので、Apple製品とのスムーズな連携は見事。iOS端末の近くでケース開けるだけ。それだけで連携完了。あとは、iCloudアカウントを介して他の端末とも連携してくれるので、ほんっっとうに楽。Powerbeats Proを耳に装着すれば、内蔵されたセンサーがそれを感知し、電源オン&近くの端末に自動でつながります。また、Apple端末と連携させて使う場合は、H1チップのおかげでSiriの利用がハンズフリーに。

すべての機能、特徴を最大限楽しむにはApple端末との連携がおすすめですが、べつにApple端末じゃないと使えないというわけではありません。Powerbeats Proは単純にはBluetoothイヤフォンですから、ケース横のボタンを押してペアリングする一手間があるだけで、非Apple端末でも好きなスマホと使うことができます。ただ、レビューの中で1つ気になったのは、AndroidスマホとMacを交互に使った場合。どうしても、Powerbeats ProがMacの方に繋がりたがる! なのでAndroidスマホと使いたい時は、スマホの設定画面からいちいち繋ぐ手間がありました。まぁ、これはたいていのBluetoothヘッドフォンならある手間なので、気にならないといえば気にならないけれど、Appleのスムーズ連携に慣れると面倒くさく感じてしまうという。

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Photo: Adam Clark Estes (Gizmodo) ケースがでかいんだよなぁ。

運動する人こそうれしいバッテリー持ちとフィット感

繋がるという点では、最新のAirPodsと同じ機能をもつPowerbeats Pro。最大の利点はそのバッテリー。連続使用時間(音楽視聴)は最大9時間。これだけあれば、個人的には通勤+日中で丸2日間は充電なしで使えます。ただ、これは音楽を聞くのみに使った場合であって、通話で使用するとバッテリーの減りはもう少し早くなります。ちなみに、充電済みケースに15分戻すとさらに4.5時間使えるので、Powerbeats Proを使っていて、バッテリーで苦労することは一切なし!

フィットネスに注力した端末なので、防水&防塵です。とはいえ、装着したまま泳ぐのはおすすめせず。汗ビッショリの運動や、その後のシャワー程度ならつけたままでOK。正直、雨降っただけで使い勝手ビミューなAirPodsと比べると大きなレベルアップと言えます。

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Photo: Adam Clark Estes (Gizmodo)
右耳にあるセンサーは、電源スイッチとして動きます。上部にあるボリュームボタンも使い勝手いい。

ランニングでポロポロ落ちたAirPodsとは違い、Powerbeats Proはしっかりついてきます。落とす心配をしなくていい。こういう面でも、つけていることを忘れるフィット感と言えます。Powerbeats 3で、ケーブルがひっかかったり、ポロポロ落ちたりでイライラした自分としては、これは驚き。

聞けばすぐにわかる音質の良さ!

つけ心地の快適さやバッテリーだけでなく、何より特筆すべきなのはその音質! 予想していたよりずっといい。AirPodsとPowerbeats 3を使っていただけに、これは期待を超える驚きのよさ! Powerbeats Proで採用されているピストニックドライバによって、ディストーションを減らし、より良質なベース音を。また、左右のイヤフォンに小さな穴を作ることで、空気の動きをよくし音響効果をアップ。あまり技術的な細かい説明をされると頭がこんがらがるものの、Powerbeats Proはとりあえず音を聞いてみれば、その素晴らしさは一目瞭然。ほとんどのヘッドフォン(イヤフォンに限らずヘッドフォン含めても)が再現できていなかった低音も聞こえます。これがよくわかったのが、Diploの『Revolution』という曲。スピーカーでしか聞こえなかった低音が、Powerbeats Proなら聞こえた! Beatsは低音重視で知られているので、Beats製品はベースが重いと言う人もいますが、Powerbeats Proは低音だけでなく、ミッドレンジも高音もバランス良し。

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Photo: Adam Clark Estes (Gizmodo) 見た目はちょっと重い感じするけど、着けると存在が消える。

Powerbeats Pro >>> AirPods

ここで価格に触れましょう、250ドル(2万4800円)。この値段なら相当いいヤツよね?って思いたい。Powerbeats Proは、実際にかなりイイヤツです。が、正直今までテストしたことある完全ワイヤレスイヤフォンで音質ベストかと言えば、否。ベストは、たぶん300ドル(日本では約3万8000円)のSennheiser Momentum True Wireless。最も機能性に優れているかと言えば、否。この分野は、180ドルのノイズキャンセリングイヤフォンJabra Elite 65tが勝利。外観デザインが最も美しいかと言えば、これも否。300ドルのMaster & Dynamic MW07を推したい。が、Powerbeats proが音質、機能性、美しさのどの分野でも、必ず上位にランクしてくるのは間違いなし。つまり、見方によってはバランスがとれた高級イヤフォンである、と。

間違いなく言えるのは、AirPodsよりも断然いいということ。ならば、250ドル(2万4800円)のプライスタグも納得せざるを得ない…。すでに、Beatsの次イヤフォンモデルが楽しみな今日この頃。ノイズキャンセリングくるかな? ケースがもうちょい小さくなってくれるかな?

使い始め数日は、コントロールするのに両手使っていましたが、それも慣れれば片手でさささ。Powerbeatsの過去モデルよりも、デザインが向上したのも間違いなし。ただ、メガネをかけている自分としては、イヤフック型がなんとかなってくれればとも思います。どちらも耳にかけるので、相性が悪い。

まとめ

やっぱりひっかかるのはその価格。イヤフォンだと思うと、やっぱり高いよー。加えてイヤフックというデザインも、人を選びます。好き嫌いがあるでしょう。ただ、AirPodsのヘビーユーザーで、より良いものを求めるならば買い。AirPodsを大きくグレードアップさせたのがPowerbeats Proですから。ジムで使うイヤフォンがほしい、でも250ドルは出せないならば、オススメはJabra Elite 65t。基本使いくらいでいいという人は、AirPods使い続けるのがいいでしょう。


お金はそれぞれの懐事情にもよりますからねぇ。ひっかかるのは価格のみってことは、つまりべた褒めってことです。BeatsがAppleに買収されて以降、両チームがうまく機能しあってリリースできた初めての端末という話ですから、自信を持って発売されたのは間違い無し。音の良さは聞けばすぐにわかるってことですから、迷っている人はとりあえず視聴しに行ってみよう!

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