TikTokの次の目標は音楽ストリーミングサービス?

  • author 塚本直樹
TikTokの次の目標は音楽ストリーミングサービス?
Image: Joe Scarnici / ゲッティイメージズ

強力なプレーヤーになりそう。

ショートビデオの共有サービスでノリまくっているTikTokですが、Bloombergの報道によれば、どうやら音楽ストリーミングアプリのローンチを計画しているようです。

報道によると、TikTokの親会社にあたるBytedance社は、はやければ秋にも新サービスをデビューさせるとのこと。また、このサービスは新興国向けになるそうです。なお、同様にTikTokがSpofity風の音楽ストリーミングサービスを計画していることは、South China Morning Postも先月報じていました。さらに、TechCrunchも今年第3四半期(7〜9月)にサービスが発表されると伝えています。

なお、Bytedanceは月曜日にチャットアプリ「Feiliao」をローンチしています。こちらはWeChatやWhatsApp のようなただのチャットアプリではなく、デリバリーの注文やライドシェアリング、お金のやり取りもできる、欲張りセットです。世間で広くメッセンジャーアプリが普及しているからBytedanceがチャットアプリをローンチしたように、次は音楽サービスに取り掛かることは明らかでしょう。

なおBloombergによれば、Bytedanceとソニー・ミュージックやユニバーサル・ミュージック、ワーナーミュージックとの契約は今年春に終了しており、各レコード会社はより高いライセンス料を求めるようです。しかし、TikTokはそれ自体が「音楽業界の新しいキングメーカー」になりつつあり、FitzやTantrumらを韓国にて、そしてLil Nas Xをビルボードにてスターダムに押し上げました。また、先月からは「タレント発掘ショー」のようなプログラムも始めています。このことからも、TikTokがストリーミングアプリをローンチし、音楽のデザインを拡張することが予測されているのです。

なお、BytedanceはインドのTimes MusicやT-Seriesとの契約が停止したり、ソニー・ミュージックやユニバーサル・ミュージック、ワーナーミュージックとの新たな契約を締結していないようです。しかしBloombergは、中国企業のBytedanceから明確なライセンス料を徴収できることを、音楽レーベルが歓迎するだろうと予測しています。

音楽に合わせてダンスを披露するTikTokと、音楽ストリーミングサービスは非常に相性が良さそうだと、個人的にも感じられますね。はたして中国から、SpotifyやApple Musicに対抗しうる音楽ストリーミングサービスが登場することになるのでしょうか?

Source: Gizmodo US

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