米中貿易戦争によりiPhone値上げやApple株下落があるかも

  • author 塚本直樹
米中貿易戦争によりiPhone値上げやApple株下落があるかも
Image: Alex Cranz/Gizmodo US

どっちもやめて〜。

今まさに火の手が上がっている、アメリカと中国との関税を巡る貿易戦争。そしてその結果、iPhoneの値上がりが海外にて予測されているのです。

モルガン・スタンレーにてアナリストを務めるKaty Huberty氏は金曜日のレポートにて、関税の引き上げは「Appleのサプライチェーン全体に大きな影響を及ぼす」可能性があると結論づけています。

予想に反して増税される?

昨年のApple(アップル)でCEOを務めるティム・クック氏の発言を覚えていれば、この流れには驚くことでしょう。クック氏は中国とのあらゆる種類の貿易戦争に反対しつつ、Good Morning Americaのインタビューにて「トランプ政権はスマートフォンなどへの関税について、アメリカにいい影響をもたらさないと認識している」と語ったのですから。

残念ながら、Appleの先行きは不透明です。そして、トランプ政権は中国からの輸入品への関税の拡大を宣言しています。The Streetによれば、Huberty氏は「中国から米国に輸出される残りの2670億ドル(約29兆円)の商品に25%の税金を課すことは、Appleのサプライチェーン全体に大きな影響を及ぼすだろう」と指摘しています。

約1万7500円の値上げ?

もし関税が製品価格に転嫁されれば、1000ドル(約10万9500円)のスマートフォンが1160ドル(約12万7000円)になるかもしれません。Appleのハイエンド向けスマートフォンはここ2年で売上を落としていますが、Appleはいやいや値上げをするかもしれません。そうでもしないかぎり、大変な輸入コストがかかってしまいます。

しかしこれは売上の減少、さらには株価の下落をもたらす可能性があります。Huberty氏は「(Appleの)2020年通期の一株当たり利益となる 12.67ドルを、約23% (あるいは3ドル)引き下げるだろう」としています。iPhoneの値上げもAppleの苦境もどちらも見たくないのですが…いまは、トランプ政権と中国政府の出方を見守るしかありません。

Source: Gizmodo US

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