飛行機で寝過ごした!? カナダの航空会社が乗客を機内に取り残すミス

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  • author 中川真知子
飛行機で寝過ごした!? カナダの航空会社が乗客を機内に取り残すミス
Image: Justin Sullivan / Getty Images News / ゲッティイメージズ

どうやって出るのよ!

終電で寝過ごして車庫に運ばれたって話はたまに聞きますが、カナダでは飛行機に乗っていて寝過ごしたら真っ暗な飛行機の中に閉じ込められていた、というアクシデントが発生したそうです。Mashableが、戦慄のひと時を報じました。

真っ暗闇の飛行機に閉じ込められてしまったのはTiffani Adamsさんで、一連の出来事をFacebookに投稿したのは友人のDeanna Noel-Daleさん。Air CanadaのFacebookページに投稿された内容によると、AdamsさんはAir Canadaのケベックートロント便に乗り仮眠、数時間後に目を覚ますと飛行機はすでに着陸しており、機内に残っていたのは彼女だけだったそうです。機内は凍てつくような寒さで、真っ暗。何が起こったのか混乱したものの、すぐに自分が機内に取り残されていることを悟ったのだそうです。

Adamsさんは友人にテキストメッセージを送って自分の状況を伝えました。すぐにFaceTimeで安否を確認してもらえたものの、Adamsさんのスマホのバッテリーが空に…!

その時の状態をこう語っています。

「パニック発作を抑えるため、とにかく呼吸に集中しようとしました。そして、スマホを目についた全てのUSBポートにさして充電しようとしました。でも、シャットダウンされた飛行機は電源なんて入らないんですよね。」

飛行機からの脱出を試みたAdamsさんは、思い切ってコックピットに行き懐中電灯を発見したそうです。懐中電灯を使ってドアを照らし、掛け金を外していざ外へーー。

しかしドアが開いても問題が。なんと、地面は数十メートル下だったのです。足がブランブランと宙に浮いている状態で途方にくれるAdamsさん。そこへ救いがやってきました。運良く荷物カートがやってきたのです。

「荷物カートが私に向かって走ってきた時、私の足は飛行機から出てぶら下がっている状態でした。私は、飛行機に置き去りにされた事実にとてもショックを受けています。」

おそらく、Adamsさんだけでなく、この記事を読んでいる多くの人がショックを受けていることでしょう。飛行機は乗客を降ろしたあとにフライトアテンダントがしっかりと確認したりゴミを回収したりしていると思っていたので、人が見落とされるなんて想像もしていませんでした。

「荷物カートを運転していた男性ははしごドックを持っていました、私はすぐに飛び移り助かりました。」

こうして恐怖の体験は幕を閉じました。その後、AdamsさんはAir Canadaの車で社の代表の元まで連れて行かれたとのこと。Air Canadaはリムジン送迎とホテルの予約を申し出たそうですが、午前中に仕事があったので帰宅したそうです。

「月曜、火曜とAir Canadaの別の人たちから電話が入り、何が起こったのか質問されました。謝罪の言葉を述べ、夜間に飛行機の中に閉じ込められるようなことが無いよう、調査すると言いました。」

Facebookの投稿によると、あの出来事以来、Adamsさんは不安が原因でうまく寝られず、夜驚症にも悩まされているとのこと。

それにしても不可解な出来事です。まず、乗客が降りたかどうか乗組員は確認しないのか、それと車庫に入れる前に清掃しないのか。飛行機なんてどうやって開けたらいいか普通は知りませんから、どれほど怖かったことでしょう。次に飛行機に乗る時は、さりげなくドアの仕組みをチェックしてみようと思います。

Source: Mashable

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