まさか『アバター』に勝つために…?(ゲフンゲフン)。
マーベルの『アベンジャーズ/エンドゲーム』がポストクレジットを追加して、来週末に再び劇場公開するとThe Vergeが伝えました。
この金の匂いがプンプンする報道を最初にしたのはScreen Rant。マーベルのケヴィン・ファイギ社長が公式に、「マーケティング推進を含む映像を入れたバージョンを追加して劇場公開」することを明かしたそうです。
7分の映像。スタン・リーに哀悼の意を込めて
IGNによると、トータル上映時間は188分。追加フッテージは7分とのこと。再上映開始日は6月28日。
そして気になる内容ですが、まずは2018年11月にこの世を去ったスタン・リーのトリビュート。エンドゲームにはカメオやトリビュートがすでに盛り込まれていますが、新たなトリビュートはより充実したものになる予感。削除シーンやサプライズシーンに関しての詳細はありません。これは自分の目で確かめるしかなさそう。
さて、日本のファンが最も気にしているのは、この再公開が日本でも行なわれるのかどうか。残念ながらこれに関しては不明。というか、日本ではまだエンドゲームを上映しているんですよね。ここらへんの折り合いをつけないとどうにもならないのかも。
打倒『アバター』?
再上映の理由は明かされていませんが、エンドゲーム後のMCUが舞台となる映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開を控えていることから、おさらいの意味も強いのかもしれません。
まぁ、それ以上に打倒『アバター』興行成績なのかな、という疑惑も出まくっていますが…。というのも、エンドゲームは興行成績(全世界)が27億4300万ドルで、27億8800万ドルの歴代世界興行成績トップの『アバター』と僅差。あとちょっと、あとほんのちょっとの後押しで『アバター』超えができるかもしれないんです。
なので、ヒーローのプライド(ディズニーとマーベルのプライド)をかけて、ここらでトップに躍り出ようということなのかも。そう考えたら、ポストクレジットを入れなかったのも計画のうち…? うーむ、それをやり始めたらキリがないと思いますし、なによりズッコイ手を使わずにその興行成績を出した『アバター』の評価が上がるだけだとは思うんですが。
追記 [2019/06/25]:『アバター』の興行成績も、あとで9分のシーンを追加した『アバター<特別編>』を含めたものでした。謹んで訂正いたします。
なんにせよ、エンドゲームは文句なく素晴らしい作品でしたし、再劇場公開を喜んでいるファンは間違いなく多いでしょう。追加のポストクレジットの内容はもちろんですが、最終的に興行成績トップになるかどうかも気になりますね。