コレがホントの“ブラウザー”ゲーム。
世に出て43年も経っているというのに、いまだに中毒性のあるレトロゲーム『ブロックくずし』。シンプルながらも、現代のFPSさながらに反射神経が試されます。そこでどういうワケなのか、この現代に新たなブロックくずし系ゲーム『Brickception』というブラウザー・ゲームが登場しました。
これは『アルカノイド』のように未来的なものではなく、ブラウザーのポップアップ・ウィンドウ自体がバーになり、その中でブロックを崩しつつ、同時にメイン画面でもブロックを崩すというもの。難易度が一気に上がり、イラっとすることもありますが……ポップアップで広告が出ないのが救いだったりします。
So I made a game:
— Preet Shihn (@preetster) 2019年6月6日
? Announcing Brickception! ?https://t.co/FXNHdAdQZb
? Fun take on breakout with POPUP WINDOWS
⫸ Game inside a game!
?? Move popup window to move paddle
✨ Making popups cool again, ha!
? 2.5kb zipped, not for slow connections. but 'cause its a simple game pic.twitter.com/dwdeepQSF5
遊び方
遊び方はまったくもって『ブロックくずし』と同じで、バーでボールが下に落ちないよう、ブロックに向かって跳ね返します。ですが『Brickception』だと小窓の中と外で別々のゲームプレイが同時に展開されるのが大きな違いとなっています。ちなみにですが、ポップアップのブロック機能はオフにしていないと始まりません。
プレイした感想
何度かプレイしてみた感じ、小窓の中のほうがボールの速度が遅いのと、大窓を弾くバーの幅が広いので、大窓は少し安心できます。なのでどっちかというと、小窓の方に集中したほうが良さそうです。そして小窓の移動はアプリのウィンドウよろしく上辺の太いフレームをドラッグする必要があります。
ゲーム開始で中と外のボールが左右別々の方向へ落ちてくると、片方しか弾き返せず2秒でゲームオーバーという難しさ。かなりの忍耐力が試されるので、そもそもなぜポップアップ・ブロッカーが発明されたのかを、すぐさま思い出させてくれるようです。
物理的な攻略法
作ったのはPreet Shihnさん。プレイしてみるとわかるのですが、画面が大きい分、大窓のほうが上手くボールを弾くことが出来ます。もしかしたら、ディスプレイそのものが90度縦型に回転するのであれば、その方が大窓から小窓を大きくハミ出させて、落ちるギリギリのボールを弾くことが可能になります。

てことは、『Brickception』を極めるならAppleの最新ディスプレイPro Display XDRは不向きってことに……。
Source: Brickception, Twitter