そろそろサーキュレーター導入する? 海外モデル6台を一気にレビュー

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
そろそろサーキュレーター導入する? 海外モデル6台を一気にレビュー
Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)

クーラーがあれば扇風機はいらないかというとそうでもない。

部屋の大きさや用途で使い分けたり、風通りをよくするために回したりと、扇風機は扇風機で役立ちます。あと、あぁあぁあぁって言ったりね。Dysonの羽なし扇風機を初めて見たときは驚愕しましたが、やはり海外には海外の扇風機があるようで。米Gizmodo編集部がアメリカで人気の6台を一気にレビューしてくれました。オススメはどれ?


扇風機が最初に登場したのは、さていつのことか。以来、プロペラを速く回すことで、風を起こして室内を涼しくするという基本コンセプトは長い間変わらないまま。ただ、(タイトルで扇風機って言っておいてなんですが)今回レビューしたのは、扇風機というよりサーキュレーター(空気循環機)という言い方がふさわしいマシン。ケージに入ったプロペラというよりも、ジェットエンジン。渦を起こすことで、室内の空気を大きく動かします。

このサーキュレーター、強いのは第二次世界大戦後からこのタイプを販売するメーカーVornado。今日では、その他にLaskoHunterなどがあります。今回レビューしたのは以下の6台。

Vornado 660110ドル (約1万1900円)

Vornado 6303DC150ドル (約1万6200円)

Vornado VFAN Vintage Sr.160ドル (約1万7300円)

Lasko Cyclone45ドル (約4,900円)

Hunter Whole Room Table Fan77ドル (約8,300円)

Dyson AM06300ドル (約3万2400円)

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Image: Dyson AM06 Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)

レビューするにあたり、「デザイン」「空気の循環」「」と3つのジャンルでそれぞれ勝者を出し、最後に総合優勝者を決定することにしました。

デザイン

繰り返しますが、扇風機は電動モーターでプロペラを動かして風を生み出すもの。サーキュレーターは渦を起こして室内の空気を動かすもの。

空気循環というパフォーマンスはさておき、サーキュレーターは見た目がけっこうスタイリッシュなものが多いです。

ただ基本的にはプラスチックの丸い箱という見た目なので、外観デザインをよくするというのは、それはそれで大きなチャレンジだったはず。Vornadoは、少々お高めシリーズとしてヴィンテージ感のあるデザインを展開。Dysonのデザインは例外として、Hunterは上下首振りするも、デザインという観点でいえば普通。

例外のDysonですが、「エアーマルチプラー」と呼ばれているAM06は、回転するパーツはベースとなる下部の中にあり、本来ファンがありそうな丸いリング部分は筒抜けで腕をいれてもOKという、扇風機界に革命を起こしたデザインです。初めて見た人は誰でも驚くデザインですが、お値段も驚きの300ドル(約3万2400円)。

見た目だけでなく、コントロールボタンもデザインの1つ。Vornadoの安価モデルVornado 633やLasko Cycloneは、従来の扇風機的な感じでノブを回して強弱を変更するタイプ。中価格帯のVornadoはLow/Medium/Highのボタンがあってわかりやすい。HunterとVornado 6303DCはいろいろなボタンと小さなディスプレイもついています。さらにリモコンもあるのが、Vornado 6303DC、Lasko Cyclone、そしてDyson AM06の3つ。

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Hunter Whole Room Table Fan Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)

Dysonリモコンの問題点は、失くしたら終了ということ。マシン本体には電源ボタンしかないので、その他あれこれのコントロールはリモコンからしかできません。Laskoはリモコンがあるってだけで重宝するけど、デカくて邪魔。Vornado 6303DCは使いやすく、リモコン&本体そのどちらでもコントロール可能かつコンパクト。

勝者:Vornado 6303DC

空気の循環

空気循環の難しいところは、ただ風をマシン前にブワッとだせばいいというわけじゃなく、横にも風を送らなければならないということ。サイドにも風を送ることで、室内全体の空気循環が高まり、より涼しくなると。Vornadoいわく、第二次世界大戦後すぐにこの技術を編み出したとのこと。公式のYouTubeでは、今のVornadoマシンはスパイラル旋風を起こし、壁に風を当て跳ね返させることでより涼しくなると解説しています。首振りなんて必要ないと。古株のVornadoだけに、レビューに3モデルも用意したのです。

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Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)
Vornado 660

シーリングファンで知られるHunterは、ミニVornado的なデザインながらも、上下に首振りするのが特徴。Laskoはスパイラルグリル型という構造で風を送りだすものの基本はVornadoと同じ、かつVornadoよりもマシンが大きい。てことで、HunterもLaskoもVornadoに勝るところなし。さらに、フルパワーで回した場合、10フィート(約3メートル)も離れるとTシャツがそよぐこともない両者にたいし、Vornado(660と6303DC)は部屋の反対側に立っても強い風を感じましたね。

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Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)
Vornado VFAN Sr. Vintage

Dyson AM06は、ここでも驚き。あのリングからこんなに?と思うほど強い風がしっかり出ているのです。が、Vornadoと比べると、風は前方向のみ。Dysonには首振り機能がありますが、なるほどあってしかるべきですね。

空気循環のテスト結果は、簡単にでました。Vornadoのマシンが(3モデルすべて)、室内の空気を最も動かしていたことは確か。中でも6303DCが最も強かったです。

勝者:Vornado 6303DC

扇風機ってのは、そこそこうるさいものです。うるさければうるさいほど、風も強いみたいな。ただ、家の中で使うぶんにはバランスが必要、あまりにうるさいとダメなわけで。

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Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)
Lasko Cyclone

今回レビューした6台は、どれもそんなにうるさくなかったです。フルパワーで回して、8インチ(約20センチ)離れたところから、iPhoneの騒音アプリでチェック。普通、ここまで人が近づいていることはないので、十分すぎる検証なはず。

最も静かだったのは、Vornado VFAN Sr.とDyson AM06。ヴィンテージデザインのメタルボディがプラスに働いたのかも。ちなみに、Vornado3モデルの中で1番うるさかったのは6303DC。Dysonは回転部分は内部なので、そりゃもちろん静かです。

勝者:Dyson AM06

総合優勝、この夏サイコーの扇風機は?!

空気循環という新フレーズがでるも、扇風機の基本コンセプトやデザインが長い間大きく変わっていないと思うとなんだか感慨深いですね。となると、古参のVornadoが強いのもわかる気がする。てことで、優勝者はVornado 6303DC! 小型ながらも強力な風、タッチコントロール&リモコンも嬉しくて使いやすい。さらに、Vornadoシリーズの中で最も省エネというのもプラス。ただ、もうちょっと安く!という人には、70ドルのVornado 6303がオススメ。ただ、節電の観点から結局どちらがお得なのかはビミョー。逆に予算はある!という人なら、いっそのことDyson。間違いなく1番静か、パフォーマンスも上々。斬新なデザインなので、扇風機以上の仕事(会話のきかっけ)もしてくれそう。

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Vornado 6303DC Photo: Santiago Garcia (Gizmodo)

総合優勝はTornado 6303DCですが、扇風機のいいところは安いものから高いものまで幅広い選択肢があるということ。Lasko Cycloneは45ドル、ちょっと使いたいから安いやつで、というならこれで十分という人も。Vornadoの安価モデルも40ドルほどからあります。


海外メーカーのみのレビューなので手に入れるのは少々難しいですが、この夏、海外旅行する人は、お土産として考えてみてもいいかもね。

最後に英語ですが、レビュー動画も貼っておきます。

Vornado 6303DC ほしい?

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