ネオパンが復活!
僕が写真をはじめた20数年前。仕事でモノクロ写真を撮る必要がありました。そのとき、近くの写真屋さん(おばちゃんがいつも店先にいた)でフィルムを買ったり現像に出したりしていたのですが、いつもネオパン 400 PRESTOを使っていました。使っていたカメラは、キヤノンのA-1だったかなー。
なので、僕の中で黒白フィルムっていうと、ネオパンなんですよね。
しかし昨年秋、富士フイルムが黒白フィルムの製造中止を宣言。その理由は、黒白フィルムの生産に欠かせない原材料が入手困難になったため。
もう黒白フィルムは店頭在庫限りなのかと思っていたのですが、なんと富士フイルムから、黒白フィルム復活のお知らせが! その名も「ネオパン 100 ACROS II」です。
入手困難になった原材料の代替品を開発と製造プロセスの抜本的に見直しにより開発成功にこぎつけたというのですから、富士フイルムの黒白フィルムにかける熱意に頭が下がります。
ネオパン 100 ACROS IIの特長は、世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現。従来品の「ネオパン 100 ACROS」に比べハイライト部の階調を高くし、立体的な階調表現を可能にしています。シャープネスも世界最高水準とのこと。
発売は2019年秋の予定。35mmサイズとブローニーサイズがラインアップされます。
ここ数年フィルムで撮影していなかったのですが、なんだか無性にフィルム撮影したくなってきました。ペンタックスSP、引っ張りだしてくるかな。