レゴならではの遊び心も満載!
アポロ11号が月面着陸に成功してから、6月で50周年を迎えます。それをお祝いするべく、レゴが月着陸船「イーグル」を模した「NASA Apollo 11 Lunar Lander」で、新たな偉業を成し遂げようとしています。
たった1,087ピースだけでこれほど再現をしてしまうのは驚きですよ。外装が外れて中が見られたり、ツールをしまうが扉が開くギミックなどもありますが……宇宙飛行士のヘルメットがややSF映画っぽいかなぁ? という印象です。
細かい再現パーツが多数
宇宙飛行士の足跡も再現しているのは芸が細かいですよね。ステッカーで計器類や宇宙服の模様、それに記念プレートなどを再現しているのも、ブロックではできないものを再現してくれます。
発売は6月1日からでお値段は100ドル(約1万1000円)。この「イーグル」には足跡つきの月面や星条旗、それに取り外し可能な昇降ステージがあるので、何度でも月面着陸ごっこが楽しめます。どこにでも飾っておけるサイズなのもうれしいですよね。

基本的には子供向けの玩具であるものの、各所には溜息モノの細かい工夫が凝らされています。ステッカー類もそうですが、着陸船をよりリアルに見せるべく特別に作った金色のパーツなんていうのもあります。
宇宙飛行士がやや残念
ちなみに宇宙飛行士がかぶる黄金のヘルメットは、「シティ 人口衛星を追うジェット機」にも付いてきます。

なので今回のキットのために特別に作ったものではないってのがやや残念。そもそもアポロ計画で使われた宇宙服とはデザインがかなり違うんですけどね。レゴは毎年、新しいキットやコレクター商品のため何百種もの新しいミニフィグを作っています。なので宇宙服もがんばって似せてほしかったなぁと思います。
ヘルメットはさて置き、全体的にはすばらしい完成度です。宇宙好きなら絶対に欲しい一品ですね。