【iPhone成長記⑨】2017〜2018年のiPhone:カメラが進化するも漂うハードウェアの停滞感 #そろそろWWDC

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  • author Kaori Myatt
【iPhone成長記⑨】2017〜2018年のiPhone:カメラが進化するも漂うハードウェアの停滞感 #そろそろWWDC
Image: Apple

マルチカメラの新時代きたる。

iPhoneの成長にスポットライトを当てる特集、「iPhone成長記」。2017年と2018年で目立った点はカメラの進化だったのでは。iPhone 7 Plusで初搭載されたデュアルカメラはiPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XS/XS Maxへと引き継がれ、どんどん高性能化。カメラを複数組み合わせるなどしてとてもきれいなポートレートが撮れるように。

iPhone X、きたる

2017年9月にiPhone 8/8 Plusが、そして記念すべき10周年モデル「iPhone X」がApple Special Eventで発表されました。FaceIDが搭載され、ディスプレイも高精細な有機ELになりましたが、価格はティム・クックいわくバリュー・プライスに。予約開始日が10月27日からで、発売日は11月3日となっているので発売は発表からだいぶ遅れてからでしたね。「Apple TV 4K」が発売されたのもこの年。4K対応ということで話題になりました。

iPhone Xは10周年記念ということで鳴り物入りだっただけにここで買い換えた人は多かったのでは。でも寒さで動かなくなってしまったり、爆発したり、なんだか不穏な報告が続きましたね...。ここいらあたりから、なんとなくハードウェアで革新がないなとみな気付き始めてきたのでは。(編注:個人的にはiPhone X、満足度高いですけどね。まだ使ってます)

カスタムAnimojiが作れるという「Memoji」(ミーモジ)の登場でFaceTime界隈は賑わいました。

WWDC 2017で目立ったのは、ARへの取り組みでした。ARKitがデベロッパー向けに発表され、「世界最大のARプラットフォームになる」と宣言したこと。

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Image: Apple

デモはすごく魅力的でしたよね。

iOS 11ではiPadのドックが強化され、アプリスイッチャーもmacOSライクに。iPad Proはこの辺りで本格的に使いやすくなった印象です。また「Files」もこのとき追加に。そうそう、このときまでなかったんですよね、iOSにはファイル管理アプリが。

iOSは11から12へ、バグ修正の年

2018年のWWDCではハードウェアがまったく発表されず、この頃から少しずつソフト重視、サービス重視にシフトしていく兆しが見て取れます。

iOSは11から12へ。iOS 11はバグだらけということでめっちゃこきおろされてましたね。使いづらかったり、iが打てなかったり...問題だらけ。iOS 12では本来の新機能を見送ってバグ修正にあたる事態になっていたのは覚えていますね、みんな。

それでも、あのスクリーンタイムが登場しています。ときどき見ると「ああ、SNSにこれだけの時間を使ってしまった…」と後悔しかさせられないので、私は見るのをやめてしまいましたが。また便利なショートカットが登場、今まではできなかった操作が可能になりました。

ARKitもARKit 2に進化。AR体験を4人で共有するゲームのデモなんかが流され、結講テンションが上がりました。Apple初の自社開発ARKitアプリとして「Measure」もこのとき発表に。ARに注力していく流れは2019年も続くんでしょうか?

2018年リリース「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」

これらはもう記憶に新しいですね。通常サイズのXSに大きめバージョンのXS Maxが加わりました。廉価版のXRも登場、これはと思わせてくれました。この世代でもカメラ機能はしっかりと向上、特にビデオ撮影の4K/60fpsで動画の撮影がクッキリスッキリになりました。ポートレートモードも進化、ニューラルエンジンとA12 Bionicのおかげで、ぐっと画質が高まりました。なにより全モデルがFaceID搭載機、ばいばい、ホームボタン

ただ買い換えを考えてた人が、これら三つ巴の選択に迷い様子見に転じたことからか、あるいは革新の停滞に業を煮やしたユーザーが買い控えたことからか、販売不振からXRを値下げするまでの事態に陥り、米Gizmodoにはイノベーションはいったん休憩なの?とまで言われてしまいました。そうした見方は市場にも広がったのか、株価までがデッドクロス入り。Appleはハードウェア、ハードで戦ってくれなきゃ、とみな心では思っていたのでしょう。 最近ではインダストリアルデザインチームのメンバーが軒並み辞表提出という報道もありましたが…。

2018年は3機種で混乱の年、そしてカメラの年、iOSはバグに追われた年となりました。2019年こそ革新を...。と願うばかりです。


ソフトとサービスに注力するという2019年、WWDCではどんな機能が追加されるのでしょうか。Apple=ハードというイメージが覆るほどのイノベーションを見せてくれたら最高ですね。ギズモードでは日本時間の2019年6月4日午前2時から、おなじみのリアルタイム更新でイベントの様子をお届けします。お楽しみに!

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https://www.gizmodo.jp/2019/05/wwdc-2019-rumors.html

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