ニューヨークのメトロが女性用大人のおもちゃの広告をBANしたことで訴えられる

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  • author Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US
  • [原文]
  • 中川真知子
ニューヨークのメトロが女性用大人のおもちゃの広告をBANしたことで訴えられる
Image: Dame Product

いやらしさはない。確かに無い。

女性用大人のおもちゃを作る新興企業のDameが、広告を却下されたとしてニューヨーク地下鉄を相手取って訴訟を起こしました。

一体どんな問題をはらんだポスターなのかと思ったら、トップ画像のようにいやらしさのかけらもないもの。

火曜日に提出された訴訟には「Dameの広告を禁止することで、MTAはニューヨーク市の女性たちに対して、あなたたちの性的健康や幸福、喜びなんて取るに足らないものですよとメッセージを送っている」と書かれています。

また、Dameは昨年7月に複数の広告を提出して広告キャンペーンの検討を求めた時に、性的な印象を与えないように調整するように求められ、最終的にキャンペーンが却下されたとも書いています。

Dameは、承認を得るためにMTAに送った最終広告のデザインを同社のウェブサイトに掲載しました。

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Image: Dame Product

却下された広告をみても、いやらしさは感じられませんし、文字が書かれていなければこの製品が何なのかもわかりません。美容ガジェットと言われても納得するレベルだと思います。

Dameも訴訟の中で同様の主張をしていますし、地下鉄の駅や車に貼られている多くの広告ほど露骨に性を暗示していません。

広告は私たちの文化に大きな影響を与えます。性的健康のための道具を生活に取り入れる可能性も秘めています。

Dameは訴訟の中でそう書いています。

女性に性的権限を与えようというメッセージを広告にするのをはしたないと考える組織はMTAが初めてではありません。それに今後も出てくるでしょう。

勃起不全治療薬の広告を出している企業は認められている一方で、私たちは明らかなジェンダーバイアスとMTAの検閲によりいやらしいとみなされてしまいます。これは女性の性について、オープンかつ安全に議論することができないという、文化的欠陥の一部であると捉えています。

Dameの共同設立者であるAlex Fine氏は、W Magazineに話しました。

MTAと協力して変化を起こせればと考えましたが、徒労に終わりました。私たちはDame Productsだけでなく、同様の商品を扱う企業のためにも声をあげました。



私は女性ですが、別に公共の場に女性用セックス トイの広告が張り出されていなくても、女性としての権限が脅かされているとか、性の喜びを軽んじられているとは思わないんですよね…。別に「女性に権利を!」といってくれている人たちのことを背中から撃ちたいわけではありません。

だって、地下鉄とかを息子と歩いていて、「これは何?」と聞かれたら説明に困るんですよ。公共の場を使うのは大人だけではありません。子供も使います。広告の内容や雑誌のタイトルに質問されることも多々あります。こっち側の心の準備ができていないのに、極めてデリケートな性教育(しかも純粋に性の喜び系)を教えろと言われても困ります。一方で、比較対象として書かれている勃起不全治療薬に関しては「病気だから」「それを治療する薬だから」と説明することができます。妊娠出産も然り。

Dameの主張もわかります。でも、Dameから「あなたも自分の性が軽んじられて嫌でしょ? 訴えるから署名に協力して」と言われたら、上記の理由で断るんじゃないかな…。

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