クリスマス名物、サンタコスのピザ屋さんに会えなくなるけど…。
自動運転技術のNuroがドミノ・ピザと提携して、自動運転車「R2」を使った自動運転ピザ配達をテキサス州ヒューストンでテスト中だとMashableが伝えました。
顧客がドミノのアプリを使ってオーダーすると、自動運転のピザ配達車が家まで来てくれるとのこと。ドライバー不在なのでピザが強奪される心配などがありますが、その点はご安心を。注文時に解錠用PINコードが発行されるので、ピザ車が到着したらそれを入力してコンパートメントを開けるそうです。
Nuroは2018年12月から、アリゾナ州で自動運転車「R1」を使って米大手スーパーのKrogerの食品配達業務を行なっています。R2は外見はほぼ一緒ですが、ピザの場合熱々である必要があるので、それ用に手が加えられているのでしょう。
それにしても、ドミノ・ピザは話題が尽きないですね。ついこの間は期間限定メニューとして「ニューヨーカー1kg」ピザで盛り上がりましたし、少し前はマイアミでFordの自動運転車Argoを使って配達をテスト開始したと報じられました(安全のためにドライバーが乗っていますが)。
ドミノ・ピザに限らず、これからはテックがフードを運ぶ時代になりそうですが、そうなると配達に行ってチップをもらっていた人たちはどうなるのでしょうか。チップ文化のことを考えると、チップはないけれど配達代が高い日本のピザ屋さんのほうが導入に向いているのでは?
それに、海外だと、ピザの配達員がデリバリー先で異変を察して助けるなんてニュースもあったりするので、ピザ配達を人が担う意味は大きいと思うんですよね。あれ? ということは、アメリカではテックで時短+チップとコミュニケーション有りなUberのドローン配達が最強ってこと…?
Source: Mashable