さよならiTunes。こんにちはmacOS Catalina

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  • author Andrew Liszewski : Gizmodo US
  • [原文]
  • Kaori Myatt
さよならiTunes。こんにちはmacOS Catalina
Image: Apple

はあ~、情報量多し。

今年のWWDCは情報量が多く、耳が痛くなっちゃいました。相変わらず、ノリノリの音楽とすぐれた映像の数々。そしてちょっぴりノスタルジックにさせてくれるiTunesのお知らせ。時代を感じちゃいますね。

それでは米ギズモードの力を借りて、令和のWWDCのまとめ、いってみましょう。


Apple Musicの台頭とApple TV+ やストリーミングサービスの出現により、MP3もビデオファイルも過去の遺物と化そうとしています。iTunesは、iPodが初めてこの世にお目見えして以来、iOSデスクトップのコンパニオンとして長らく人々に愛されてきましたが、ついに姿を消すことになってしまいました。そしてその後継としてmacOS「Catalina(カタリナ)」が登場します。アップグレードする価値ありのOSで、iTunesがなくなってしまったことは誰も後悔しないような内容になっています。

さよならiTunes

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Image: Apple

その昔、まだiPodがインターネットに接続していなかったそのまた昔。iPodがおしゃれだった全盛時代にはiTunesがポケットで音楽を奏でてくれましたよね。iPhoneやiPadではiTunesからアプリをダウンロードしたり音楽・映画を同期して見たりしたものです。でも...iTunesってまだあったんだっけ、って言う人がいてもおかしくないような、そんな状態になっていたことをAppleがついに認めた形となりました。

さよならiTunes。Apple TV、Apple Podcasts、Apple Musicと、macOS 10.15でiTunesはいくつかのアプリに枝分かれし、目的別に分岐していきました。これらによりiPhoneでダウンロードした音楽はiOS端末でもすでに同期できるようになっています。

新しい端末を買ったり、iPhoneを復元したりしてiOS端末を同期するとき、 macOS CatalinaのFinder(ファインダー)がデバイスのバックアップを行なってくれます。 Apple Musicアプリを立ち上げる必要すらなくなるのです。だいぶ割り切ってすっきりしましたね。

Sidecar(サイドカー)

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Image: Apple

かつてはサードパーティーアプリで、その機能を使えたこともありました。macOS Catalinaで登場するSidecarはテザリングされている、またはワイヤレス接続されているiPadが、Macの二台目の画面として機能してくれるんです。うれしい機能じゃないですか。さらにその上をいって、接続されているタブレットをmacOSの描画用タブレットや入力デバイスとして使えるなんて、やるねApple。

ボイスコントロール

Video: Apple/YouTube

macOS Catalinaではボイスコントロール機能が大幅向上します。テキストの入力、メディア再生のオン・オフ、マウスやキーボードなしで操作がすべて音声コマンドで可能になるのです。ローカルマシンで処理されるので、セキュリティやプライバシーの保護は問題なし。

Find My

スマホやタブレットがなくなったときに、見つけてくれるファインド機能は、スマホのように端末が常時インターネット接続されているとうまく機能しますが、MacBookのように限られた時間のみインターネットに接続するような端末の場合には発見が難しくなっていました。macOS Catalinaの新しい「Find Me(ファインド・ミー)」は、Macを盗まれたり、なくしたりした場合に、端末がオフラインであっても暗号化された匿名のBluetoothビーコンを発信することで、 近くのmacがその位置情報を検知してくれるという機能です。完璧ではないようですが、盗難に遭った端末を発見するだけでなく、盗難そのものの予防にもなり得ますね。

端末を守るためにもAppleのT2セキュリティチップを組み込んだmacにはActivation Lock(アクティベーション・ロック)」機能がついており、iOS端末同様、ユーザーの資格情報がないと起動できないようになっています。

プロジェクト・カタリスト

去年のWWDCのすぐ後に、AppleがどうやらMac OSとiOSをひとつの開発環境に統合するという噂が流れましたね。 デスクトップとモバイルの融合です。これはどうも今回は実現されなかったようですが、Apple はその可能性を否定しませんでした。 Appleは新しいユニバーサルフレームワークを発表しました。コードネームは「Marzipan(マジパン)」でUIKitのデベロッパー (iOS およびtvOS) が開発したアプリをデスクトップコンピュータにも流用できるようにするプロジェクトです。このイニシアチブは、現在ではプロジェクトカタリストと呼ばれ、macOS Catalinaでは、AppleはMarzipanをすべてのサードパーティのUIKitデベロッパーに使用できるようにするようです。これで、ひとつのアプリを開発したら、iPhone、iPad、Mac、すべてで使えるようになるというわけ。

スクリーンタイムがmacにも

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Image: Apple

iPhoneやiPadでは、どれだけSNSを見ていたかを知ることができますが、これがiMac やMacBookでもできるようになりますよ。Mac 生産性OSアプリであるNumbersやPagesを差し置いて、YouTube、Facebook、Twitterで遊んでいるのがバレちゃいますね。

macOS Catalinaは本日からデベロッパには使用が解禁されます。一般のパブリックベータ版は7月から提供開始。でも俺は最新OSでワイルドに生きるんだって息巻く人でない限りは、秋に正式なOSアップデートがリリースされるまで、おとなしく待ってた方が無難みたい。

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