リビングにはこの子が居るだけでいい。
Ankerの家電ブランド「eufy」から発表された新作のロボット掃除機「RoboVac L70 Hybrid」は、そんな万能感を漂わせる1台です。
これまでもAnkerはさまざまなロボット掃除機を発売していて、僕の中ではスマホグッズと並んで注目のジャンル。新モデルが出るたびに機能が増えたり性能が上がっていった注目のシリーズだったのですが、今回の進化は本当にすごい。
タイトルにもあるように、水拭き対応・マッピング対応という新しい武器を手に入れたのです。
ひっくり返して失礼、おしりの部分にあるのは、水拭き用のモップ。ブラシと吸引でゴミを吸い込んだ後は、水拭きで仕上げてくれるんです。
「掃除機かけて、水拭きもしておきました」
とか言われたら、えっ、アナタはお掃除業者ですか?ってなるじゃないですか。それが普通の反応だと思うんですけど、まさかロボット掃除機に、しかも1台のロボットでそれら異なる2つの掃除をオマカセできるって、日本のリビングはどれだけキレイになるんですかね。
本体上部をパカっと開けると、ダストボックスと水入れにアクセスできます。青い栓を開けて水を入れることができ、本体底部の小さか穴からちょっとずつ水を出しながら水拭きします。
ちなみに、水の量はアプリで調整できるそう。細かなところでもスマホ時代の管理機能が行き届いていますねー。
しかもマッピング対応。レーザーで部屋を知る!
しかもマッピング機能搭載です。
本体の頭頂部?にあるレーザーユニットからレーザーを照射して、部屋のサイズや現在地を測り、マップとして保存。アプリから確認できます。
マップを作成することによって、複数の動きを組み合わせてランダム気味に動くパターンに比べて、効率よく素早く部屋をお掃除してくれるそうな。メジャーメーカーのフラッグシップモデルと同じレベルのことをやってますね…。

スキマから回転しているモノが見えますでしょうか? このスキマからレーザーを出しつつ、高速でグルグルと回転することで、周囲の様子を認識しているとのこと。
そうして作成されたのがこちらのマップ。
マップを確認できるだけじゃなくて、スマホに保存されたマップを使って、
1.掃除機をかけて、水拭きもするエリア
2.掃除機はかけるけど、水拭きはしないエリア
3.掃除をしないエリア
を切りわけることができるとのこと。
たとえば、フローリングでは掃除機+水拭き。絨毯エリアでは掃除機だけ。ペットの部屋はロボットを行かせない。といったようにね。もちろん、水拭きは強制ではなく、モップユニットを取り外してピュアな(この言い方が合っているのかはわかりませんが)お掃除ロボットとしても使えます。
「RoboVac L70 Hybrid」の価格は5万4800円、2019年夏に発売予定。メジャーなお掃除ロボットメーカーがちょっと焦りそうな1台です。
Source: Anker