ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンWH-XB900Nレビュー:300ドル未満クラスでは間違いなく最高機種

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  • author Adam Clark Estes - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンWH-XB900Nレビュー:300ドル未満クラスでは間違いなく最高機種
Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

日本での発売は…。

Sony(ソニー)の新ノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-XB900N」が、アメリカで発売されました。重低音が効いた、ソニーのノイキャンヘッドフォンの中では安価という期待の一品。…あれ、日本は? 日本ではどうなってるの? ソニージャパンの公式サイトはWH-XB900Nスルーなので、出るのかどうかわからないものの、今後のために米Gizmodoのレビューみとこ!


ソニーからリリースされた、手の届きやすいノイズキャンセリングヘッドフォンWH-XB900N。250ドルのワイヤレスヘッドフォンで、人気モデルMDR-XB950BT Extra Bassの後継機種であり、350ドルのWH-1000XM3の安価モデルでもあります。ぱっと見はWH-1000XM3と非常によく似ていますが、よくよく見るとそこはやっぱり安価モデルだなと思うところも。でも、価格差があればそれは当然、安価モデルはありがたいので何も気になりません。

Sony WH-XB900N

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

これは何?:Sonyのノイズキャンセリングヘッドフォン安価モデル

価格:250ドル(約27,000円)

好きなところ:音質サイコー

好きじゃないところ:ノイズキャンセリングがいまいち

サイコー! しかし、市場最高のノイキャンヘッドフォンではない

まず言いたい、WH-XB900Nサイコーです。同じドライバセットアップ&基本デザインが同じなだけあって、サウンドクオリティは1000XM3(350ドル、国内価格39,880円[税抜])に引けを取りません。素晴らしい。違いを挙げるとすれば、XB900Nの方がベース音がより重く、そこがウリ。あとは、1000XM3の方が音が大きい気がする。ただ、これはXB900Nのノイキャン機能が1000XM3ほどは良くないからそう聞こえるだけかも。

ノイキャンで1000XM3に劣るとは言っても、十分な仕事はしています。地下鉄に乗ってても静かに自分の音楽を楽しめます。が、素晴らしい!と手放しで言える1000XM3と比べると、そこはどうしてもね。パフォーマンスに違いがあるのは当然で、1000XM3にはあるノイキャン専用チップがXB900Nにはありません。また、飛行機などで重宝する周辺圧力を調整する機能もありません。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

ノイズキャンセリングという点において言えば、XB900Nは市場最高端末ではありません。すでに1000XM3、またはBose QuietComfort 35 IIを使っている人は、XB900Nを使うと「あー、やっぱり1000XM3持って来ればよかった」と思うでしょう。思ってしまうでしょう。僕のお気に入りヘッドフォンがまさに1000XM3なので、レビュー期間中、XB900Nを使えば使うほど1000XM3が恋しくなりました。ただ、1000XM3はソニー最高峰ヘッドフォンなので比べたら酷ですね。

価格差=細かいデザイン差

酷だけど引き続き比べます。ヘッドフォンのパッドも1000XM3より軽く、外側のプラスティックのテクスチャも1000XM3より荒い感じがします。ぱっと見ただけだと、ほとんど同じなのですけどね。細かいところで、価格差がそのままデザインに出ているということです。パフォーマンスでの大きな違いは重低音。XB900Nのウリはこれです。イヤーカップにつながる部分に通気口があり、これがドライバ周りの空気振動を助けることでより重いベース音がでるのだそう。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

音質は、ほぼXB900N=1000XM3

とはいえ、音質全体で言えば1000XM3にまったく引けを取らず、大きな違いを感じることはありません。Bon Iverの『Skinny Love』の歌声はどちらで聞いても天使だし、Cut Copyの『Take Me Over』の細かいディティールもどちらで聞いても聞こえてきます。ただ、Post Maloneの『Rockstar』のようなベースの効いた曲では違いがでますね。

XB900Nと1000XM3は、他にもボタン2つのシンプルデザイン、イヤーカップには音量や再生・停止ができるタッチコントロールの共通点があります。大きなイヤーカップやヘッドバンドのパッドはほぼ同じ。

あとワイヤレスヘッドフォンとして忘れちゃいけないのが、接続のよさ。XB900Nと1000XM3両者ともに、瞬時に接続し途切れることなし。ただ、ソニーヘッドフォンユーザーとして長年言い続けている不満をここでも言えば、1端末にしかつなげられないこと。例えば、スマホでポッドキャストきいてて、ラップトップで作業してる動画の音を聞こうと思えば、スマホとの連携を切ってからラップトップにつながなくちゃいけません。これは、XB900Nも同じ。例えば、Jabra Elite 85hなんかは、複数端末接続ができるので、この点便利だろうなと思います。まぁ、1台しかつながないという人はまったく不便なく、気づかないレベルの仕様ではあるのですが。あとは、30時間という強バッテリーがうれしい。

300ドル未満のノイキャンヘッドフォンでは最高峰

1000XM3と比較しまくりましたが、最終的にXB900Nのスゴいところは250ドルだということ。ノイズキャンセリングヘッドフォンは300ドル超えが当たり前。もちろん、250ドルというガジェットは高価ではありますが、この値段でこの仕事をしてくれるならノイキャンヘッドフォンとしては安い。1000XM3が350ドル。BoseのNoise Canceling Headphones 700が6月末から400ドル。予算はある!という人は、市場最高クラスのこれらを買えばいいと思います。音質では遜色ないものの、やはり価格差が端末にでてますから。ただ、間違いなく言えるのは、300ドル未満のノイキャンヘッドフォンならXB900Nがベストであるということ。

まとめ

・安いのに良いノイキャンヘッドフォン
・ソニー高位モデルと比べると、ちょっとチープ感でちゃう
・しかし、音質は高位モデルにも引けを取らない
・でも、ノイズキャンセリング機能は高位モデルに劣る

Source: Sony

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